田村屋の味玉チャーシュー麺
7000杯食べたマニアがオススメ!栃木県佐野市の激ウマ人気ラーメン30選
公開日:2023.04.28
更新日:2023.04.28

7000杯以上のラーメンを食べた筆者が、栃木県佐野市のオススメラーメンを厳選してご紹介。佐野市にはご当地ラーメンとして名高い佐野ラーメンがあり、佐野市内にはラーメン店の数が非常に多い。そんな数ある佐野市のラーメン店の中から、エリアごとにラーメン店をチョイスしたので、きっと佐野市で食べたいラーメンが見つかるはず(お店の前の番号は、ランキングやオススメ順の意味ではありません)。

1. 佐野駅近くの大人気老舗「赤見屋 本店」
佐野駅から徒歩圏内のラーメン店の中でも、お気に入りなのが、この赤見屋本店。創業から既に70年近く経っているらしく、歴史ある老舗と呼べる。ちなみに本店と言うからには、支店も佐野厄除け大師の方にあるものの、そちらは2023年3月現在、休業中とのこと。
赤見屋本店の佐野ラーメンの特徴は、醤油の色が濃いめのスープに、透き通るような仕上がりの手打ち縮れ麺。丼には、スープがなみなみと注がれ、麺もたっぷり。あっさりスープに、麺は細め且つ薄めの手打ち麺を採用しており、それでいてコシがあって実に旨い。この赤見屋本店の麺、かなりいいなーと思う。そして佐野ラーメンは、さっぱりしたスープだからか、チャーシューには脂身の多いバラ肉を使うところが多い中、赤見屋本店では肩ロースかモモ肉と思しきものを採用。この肉肉しいチャーシューも好き。サイドメニューの羽付き餃子も人気。
赤見屋 本店
〒327-0845 栃木県佐野市久保町214
店舗情報を見る

2. あっさりスープが沁み渡る「叶屋」
叶屋は、佐野駅から徒歩圏内にある、地元民から高い支持を得ている大人気ラーメン店。混雑時はボードに名前を書いて待つ仕組みで、自分が昼時に叶屋を訪れた時は、ちょうど満席になる一歩手前で、サッと席に座れた。その後、2・3組待ちができたものの、お客さんは順次入れ替わり、極端な混雑にはならなさそう。
叶屋のラーメンの特徴は、佐野ラーメンの中でも特にあっさりで油も少なく、淡い色をしたスープ。麺が美味しいからか、個人的にはスープはこれぐらいの塩梅で十分で、物足りなさを感じることはない。その麺も、どちらかと言えば細めで厚みもそれほどあるわけではないものの、しっかりコシがある。チャーシューも美味しく、隣の人が食べていた餃子も非常に美味しそうだったので、叶屋を次回訪れた際には必ず食べたい。
叶屋
〒327-0845 栃木県佐野市久保町154-1
店舗情報を見る

3. 中華の経験が光る「佐野らーめん 晴れる屋」
佐野らーめん 晴れる屋は、佐野駅から徒歩圏内にあり、佐野厄除け大師にも近い好立地の大人気ラーメン店。晴れる屋周辺には、他にもレベルの高いラーメン店が非常に多くあり、佐野駅から佐野厄除け大師周辺は、佐野市内でもラーメン激戦区と呼べるエリアになっている。
晴れる屋の店主は、長い中華料理の経験があるそうで、そんな店主が作り出す佐野ラーメンは、ガッシリした太麺がその特徴。個人的には、これぐらい存在感のある麺は大好き。スープ自体はそこまで油は多くなさそうだが、写真のチャーシュー麺にすると、脂身の多いバラ肉チャーシューがたっぷり入り、その脂が混じってスープもかなりコッテリした感じになる。ちょっとくどいかもと思う人は、卓上の黒酢を入れるとサッパリするので、試してみてほしい。これは、中華料理のバックボーンを持つ店主ならではのアイデア。
佐野らーめん 晴れる屋
〒327-0027 栃木県佐野市大和町2586
店舗情報を見る

4. 佐野市最強のチャーシュー「中華そば ほりこし」
佐野厄除け大師近くにある中華そば ほりこしは、佐野駅からこの近辺でも個人的に特にお気に入りな佐野ラーメン店。周辺には、他にもハイレベルな佐野ラーメン店が数多くあるが、敢えて言うなら自分の中では、この中華そば ほりこしが1番好きかも。
中華そば ほりこしのラーメンは、鶏や豚を使ったスープに中太縮れ麺の美味しさもさることながら、それ以上に素晴らしいのがチャーシュー。脂身少な過ぎず多過ぎず、柔らか過ぎず硬過ぎず、適度な厚みで食べ応えあって味も文句なし。このチャーシューは、自分の中では佐野市No.1の出来栄えで、お土産で一本買って帰りたいぐらい。佐野ラーメン定番の餃子はないものの、その代わりにチャーハンやカレーがあって、特にチャーハンが気になったので、次回食べてみたい。
中華そば ほりこし
〒327-0015 栃木県佐野市金井上町2483
店舗情報を見る
5. 生姜ラーメンがイチオシ「麺や 赤堀」
麺や 赤堀は、佐野市北西部の郊外にある、佐野市内でも特にお気に入りなラーメン店の1つ。佐野市郊外と言いつつ、葛生駅から徒歩10分かからないぐらいの距離なので、車を運転できない人でも麺や 赤堀へのアクセスは特段不便ではないはず。
麺や 赤堀のオススメは、生姜ラーメンとのことで、それを注文(写真はチャーシュー麺)。淡い色で透明度の高いスープは塩味かと思ったら、実際に食べてみたら醤油味。鶏をベースに魚介も入っているのだろうか、そんなスープに特製のタレで味付けした細切り生姜と刻みチャーシューがベストマッチ。率直に言って、かなり美味しい。麺は佐野ラーメンに多い縮れ麺で、かなり薄めのタイプ。でも決してコシがないってこともなく、この麺も旨い。トッピングのチャーシューも絶品で、チャーシュー麺にして良かった。サイドメニューの大ぶりな餃子も素晴らしかったので、それも是非。
麺や 赤堀
〒327-0501 栃木県佐野市葛生東1-13-3
店舗情報を見る

6. 佐野では珍しいストレート麺「岳乃屋」
佐野市に数ある佐野ラーメン店の中でも、個人的に5本の指に入るぐらいお気に入りなお店が、ここ岳乃屋。場所的には、田沼駅から岳乃屋まで徒歩数分の距離で、車を持たない観光客でも割と行きやすいが、地元の人は基本的に車を使っているよう。
あっさりしつつも満足感のあるスープに、佐野ラーメンでは珍しいストレート麺、トッピングのチャーシューなど、岳乃屋の佐野ラーメンは全てにおいてハイレベル。かなり美味しい佐野ラーメンで、もし佐野を訪れることがあれば、岳乃屋の佐野ラーメンは絶対に食べるべきと、自信を持って皆さんにオススメしたい。サイドメニューの餃子は、野菜よりも肉肉しい感じで、これも自分の好み。餃子は1皿5個もあるので、岳乃屋の佐野ラーメンと一緒に食べれば、お腹もかなり膨れるはず。
岳乃屋
〒327-0312 栃木県佐野市栃本町1492-2
店舗情報を見る

7. 厚みのある麺が好き「佐野青竹手打ちラーメン 押山」
佐野市北部の佐野青竹手打ちラーメン 押山は、佐野市北部を代表する人気ラーメン店の1つ。周辺では、この押山と上で紹介した岳乃屋が2強か。押山の店主は、佐野市を代表する超有名ラーメン店・田村屋で修行した後に、ここで独立を果たしたらしい。
押山の佐野ラーメンは、割と動物系強めに魚介も少し入ったようなスープ、そして厚みのある縮れ麺が絶品。特に麺好きの自分には、押山の麺はかなりヒット。佐野ラーメンを食べ歩いていると、お店によって麺が結構違うことに気づくが、自分はここ押山のように、厚みと歯応えのある麺が好き。決して硬いわけではなく、本当にちょうどいい絶妙な塩梅。さっぱりしたスープなので、脂身の多いチャーシューもよく合う。サイドメニューの餃子も気になったものの、食べ歩きの途中だったのでこの時は断念。非常に丁寧な接客も好印象で、ラーメン以外も隙がない。
佐野青竹手打ちラーメン 押山
〒327-0317 栃木県佐野市田沼町208-1
店舗情報を見る

8. 佐野市北西部の大人気老舗「おぐら屋」
おぐら屋は、佐野市北西部の郊外にある、佐野市を代表する老舗ラーメン店の1つ。ヨーロッパにありそうなオシャレな外観がいい意味で老舗っぽくなく、店内も駐車場も非常に広々。自分は平日の15時過ぎにおぐら屋を訪れたものの、そんな時間でも結構混雑していたので、休日や昼時ならかなり混むのでは。
おぐら屋の基本メニューはシンプルで、ラーメンとチャーシュー麺、あとはそれぞれの大盛りぐらい(夏は冷やしラーメンもある)。透明感のあるスープは、あっさりしつつも割と塩分濃度強めで、麺を食べさせるラーメンのスープって考えると、これぐらいでちょうどいい。モチモチの麺もしっかりコシがあって良し。そしてお腹に余裕があれば、おぐら屋の餃子も一緒に食べてみてほしい。大ぶりの餃子は皮が肉厚、野菜たっぷりの餡も美味しくて、食べ応え十分。殆どのお客さんが、ラーメンと一緒に餃子も注文しており、佐野ラーメンのお店では餃子も欠かせないものと改めて実感。
おぐら屋
〒327-0102 栃木県佐野市出流原町993-1
店舗情報を見る

9. 栃木県外でも知名度の高い超人気店「麺や 大山」
麺や 大山は、佐野駅から少し北に移動した場所にある、佐野市でもトップクラスの大人気ラーメン店。店主は、佐野ラーメンに多大な影響を与えてきた田村屋で修行した後、独立を果たしたそうで、平日の13時半過ぎでも10人以上が並んでいた。ただこれは、麺や 大山の回転が正直ちょっと遅めなせいもあるかも。
澄んだスープは、鶏・豚・魚介に加えて、野菜や牛すじなども使っているそうで、あっさりしつつも物足りなさは皆無。特段、強いインパクトがあるわけではないものの、さすが人気店だけあって、実に美味しいスープ。青竹手打ちの麺は適度なコシがあり、スープとの相性もバッチリ。サイドメニューの餃子も、肉汁がジュワッと溢れ出るジューシーなもので、餃子の美味しさも佐野市トップクラス。あっさりしたラーメンとは対照的にしっかりした味付けの餃子で、家でもこんな餃子作ってみたい。
麺や 大山
〒327-0842 栃木県佐野市奈良渕町302
店舗情報を見る

10. 佐野ラーメンと秋田の融合「麺屋ブラス」
麺屋ブラスは、堀込駅から徒歩5分程度の好立地にある、地元民に人気のラーメン店。秋田から移住した夫婦がやっている佐野ラーメンのお店で、ちょっと変わった店名は、夫婦共通の趣味であるブラスバンドに由来するそう。
秋田の人が作るだけあって、タレにしょっつるや秋田の醤油を用いるのがその特徴。見た目が個性的ってわけではないものの、しょっつるなどのおかげかスープは他にない麺屋ブラスならではの味になっており、佐野と秋田それぞれの良さが融合した傑作と言える。個人的には、しょっつるの魚介が効いたスープ、かなり好み。まだ新しいお店ながら、既に多くの支持を得ているのも、実際に麺屋ブラスの佐野ラーメンを食べて納得。佐野ラーメン以外にも、そのスープで煮込んだカレーも美味しそうだったので、麺屋ブラスを次回訪れたら、是非とも食べてみたい。
麺屋ブラス
〒327-0843 栃木県佐野市堀米町1066-7
店舗情報を見る
11. 肉厚チャーシューが絶品「佐野らーめん 417」
佐野らーめん 417は、佐野厄除け大師から少し西に歩いて川を渡ったすぐの場所にある大人気ラーメン店。近くには他にもハイレベルな佐野ラーメン店が数多くあり、佐野市内でも佐野厄除け大師周辺は、ラーメン激戦区と言っても過言ではない。
そんな佐野らーめん 417のオススメは、写真のチャーシュー麺。美しく盛り付けられた大判のチャーシューは、厚みもあって食べ応え十分。あっさりしたスープにこのチャーシューがよく合っていて、独学で習得したという青竹手打ちの麺も美味。麺量自体は、佐野ラーメンの中ではそれほどでもない感じで、餃子も食べるなら、むしろこれぐらいでちょうどいいのでは。その餃子も、ラーメンに負けず劣らずの絶品。餃子の餡にはラーメンのスープの上澄みを入れているそうで、そのおかげか餡の味自体がしっかりしている印象。
佐野らーめん 417
〒327-0003 栃木県佐野市大橋町2191-7
店舗情報を見る

12. 佐野では珍しい無化調「佐野らーめん くにや」
佐野駅から西に15分弱歩いた場所にある人気ラーメン店が、佐野らーめん くにや。自宅を改装して作ったくにやの店舗は、家の玄関をくぐると靴を脱いで上がるスタイルで、これには最初ちょっとビックリ。店内は明るくそれでいて落ち着いた雰囲気で、田舎出身の自分には寛げる。
割烹料理の修行経験を持つ、くにやの店主が作る佐野ラーメンは、佐野市では珍しい無化調を謳っており、そのせいか他の佐野ラーメン店と比べると、一口目はだいぶ優しい味って印象を受ける。ただ決して物足りないわけではなく、仮に最初はそう思ったとしても、食べ進めていくうちに、くにやのラーメンの良さがわかるはず。モチモチの自家製手打ち麺が美味しいので、その良さを生かすためには、このスープで全然問題ないと思う。適度に脂が落ちた、チャーシューも美味。サイドメニューの餃子も絶品だったので、ラーメンだけではちょっと物足りないかもって人は是非。
佐野らーめん くにや
〒327-0003 栃木県佐野市大橋町2207
店舗情報を見る

13. 佐野産の小麦粉を使った麺が旨い「ラーメン絹屋」
ラーメン絹屋は、佐野厄除け大師から少し西に進んだところにある、大人気ラーメン店。平日は昼間のみの営業で、それほど極端に混むことはなさそうだが、土日は夜まで通しでやっており、ピークタイムはそれなりに混雑するらしい。
絹屋の佐野ラーメンの特徴は、やや塩分濃度高めのスープに、佐野市産の小麦粉を使った自家製麺。そもそも佐野市でラーメンが広まった背景に、かつてこの地が小麦粉の産地だったことも関係しているのだが、今となっては佐野市でも小麦粉も生産量はそこまで多くなく、国産小麦粉使用と言っている店はあっても、絹屋のように佐野市産小麦粉使用と、明示しているところは珍しい。その麺が存在感あるので、スープが多少塩っぱくても、麺を食べればちょうど良いバランス。普通のラーメン以外にも、3種類から2種類の味を選べる、「にこいちラーメン」も人気。
ラーメン絹屋
〒327-0003 栃木県佐野市大橋町3245-3
店舗情報を見る

14. 佐野市最新の注目店「麺屋 大円」
麺屋 大円は、2022年末にオープンしたばかりで、佐野市でも特に新しいラーメン店として、注目を集めているところ。店主は、奈良県天理市にルーツを持つそうで、ここではいわゆる佐野ラーメンと、天理のご当地ラーメンである天理スタミナラーメン、更にその2つを組み合わせたラーメンが味わえる。
写真は佐野と天理を組み合わせた、その名も佐野スタラーメンで、透明感のあるスープに縮れ麺は佐野、ニラや肉などを炒めた具材は天理と、こんなラーメンは麺屋 大円でしかお目にかかれない。そのままでも十分美味しいが、途中でおろしニンニクなどを入れると、味によりパンチが出てより自分好みの味に。非常に個性があって面白いので、是非多くの人に食べてもらいたい。麺屋 大円には、サイドメニューに佐野市定番の餃子だけでなく、唐揚げや焼き飯などもあって、ガッツリ食べたい場合にもうってつけ。
麺屋 大円
〒327-0003 栃木県佐野市大橋町3236-8
店舗情報を見る

15. 老舗の味を継承する大人気店「らーめん大金」
佐野市駅から南西に徒歩15分程度、ギリギリ歩けるかもって距離にある大人気ラーメン店が、らーめん大金。ベビーカーや車椅子でも入れそうな広い店内だが、知人が休日の昼に大金を訪れた時は、2時間待ちだったらしい。ただ、自分が平日夜に大金を訪れた時は、全然空いてたので、混むのは一部の時間帯だけかも。
大金の店主は、おぐら屋で修行したそうで、そのせいか大金の佐野ラーメンは、おぐら屋とよく似ている。割と塩分濃度高めなスープは特に同じような印象で、麺を食べさせるラーメンのスープとしては、この塩梅でちょうどいい。麺は、並でも結構な量がある印象で、麺量が元々多めな佐野ラーメンの中でも、大金は特に多い印象。柔らかいチャーシューも絶品で、次回はチャーシュー麺を食べたい。サイドメニューの餃子も大人気で、ラーメンのお供に是非どうぞ。たくさん食べたい人は5個入り、そんなにたくさん食べられない人向けに、3個入りもあるのがありがたい。
らーめん大金
〒327-0003 栃木県佐野市大橋町3229-7
店舗情報を見る

16. モッチモチの麺が旨い「麺屋 貴」
麺屋 貴は、佐野市駅から徒歩15分弱の場所にある、若い店主が営む大人気の佐野ラーメン店。店主は佐野ラーメン以外にも様々な料理の経験を積んだ後、麺屋 貴としてこの地で独立を果たしたらしい。
そんな麺屋 貴の佐野ラーメンは、なんとも言えない独特の香りと深みあるスープに、太く厚みのある麺の組み合わせ。この香りの正体が、醤油によるものなのかそれとも別のもの由来なのかわからないが、間違いなく旨い。このスープもさることながら、タピオカを練り込んだモチモチ麺が自分にはツボ。麺もスープもたっぷりで、麺屋 貴の佐野ラーメンはかなりお腹が膨れる。佐野ラーメンでは珍しい、汁なし麻婆麺なども麺屋 貴にはあって、とても気になったので次回来たら食べてみたい。水曜夜限定でチャーハンもやっているよう。
麺屋 貴
〒327-0004 栃木県佐野市赤坂町960-30
店舗情報を見る

17. 佐野市南西部の超人気店「麺屋ようすけ 本店」
佐野ラーメンの有名店として、佐野市外にも広くその名を轟かすのが、この麺屋ようすけ 本店。その知名度は、佐野ラーメンNo.1と言っても過言ではない気が。一時期、東京ラーメンストリートにも期間限定で出店していて、結構な話題になった。
店主は、同じく佐野市内にある大人気ラーメン店・田村屋で修行した後に独立を果たしたそうで、確かになんとなく似ているような。自分が麺屋ようすけ 本店で気に入ったのは麺で、割と細めながら厚みがあって、しっかりコシのある仕上がり。どんな麺がいいのかは人の好みによるものの、自分は麺屋ようすけ 本店のように、ある程度厚みと歯応えのある麺が好み。単に知名度だけじゃなく、実際に食べてみて人気なのも納得の美味しさ。他にもメニューは色々あったので、麺屋ようすけ 本店を次回訪れたら、別のラーメンに餃子もセットで食べてみたい。
麺屋ようすけ 本店
〒327-0031 栃木県佐野市田島町232
店舗情報を見る

18. 佐野市西部郊外の実力店「日向屋」
数ある佐野ラーメン店の中でも、1・2を争う高評価店と言っても差し支えないのが、この日向屋。立地的には車必須な、佐野市西部の郊外にありつつ、平日の13時半頃に日向屋を訪れた時でも、15組待ちだったのにはビックリ。ただこれは、郊外の割に日向屋の店舗が小さめなのも、理由の1つかも。
日向屋のメニューは、他の佐野ラーメンのお店と特に変わらず、基本のラーメンにトッピングがいくつか、あとは餃子などがある程度。見た目も特に個性的なわけではないが、実際に日向屋のラーメンを食べてみたら、麺もスープも凄く美味しくて驚き。この日向屋のように、見た目は割と普通なのに、なぜだかわからないけどめっちゃ美味しい、これこそがラーメンに限らずプロの料理人の真髄と呼べる仕事だと思う。餃子も、ラーメンに負けず劣らずの美味しさで、日向屋の佐野ラーメンと餃子は、佐野市全域でもトップ3に入るぐらいお気に入り。スタッフの皆さんの丁寧な接客も好印象。
日向屋
〒327-0041 栃木県佐野市免鳥町548-7
店舗情報を見る
19. 個人的には佐野市で1番「手打ち佐野ラーメン 佐野屋」
佐野市に数あるラーメン店の中でも、個人的には1番と言いたいのが、ここ手打ち佐野ラーメン 佐野屋。佐野プレミアムアウトレットの近くと言えば、大体の場所はお分かりいただけるだろうか。店舗というより、小屋のような外観がその目印。
佐野屋の佐野ラーメンは、油少なめで魚介を感じるスープに、モチモチで適度なコシのある麺も素晴らしく美味しい。佐野ラーメンの中でも、特に強い個性があるわけではないものの、非常に完成度が高い。塩で食べるジャンボ餃子も絶品で、これも絶対に食べるべし。通常、ジャンボ餃子は1人前4つだが、たくさん食べられない人向けに、佐野屋ではハーフも用意されている。ちなみに冒頭で書いた小屋のような外観を見て、失礼ながら古臭く思ってしまったが、中は綺麗に掃除されており清潔感があって、ラーメン以外の仕事も凄く丁寧。更に接客も丁寧で、言うことなし。
手打ち佐野ラーメン 佐野屋
〒327-0824 栃木県佐野市馬門町1903
店舗情報を見る

20. 佐野では希少な朝ラーメン「佐野ラーメン 神楽」
佐野市南東部の佐野ラーメン 神楽は、朝9時から営業と佐野市内では珍しい、朝から佐野ラーメンが味わえる人気ラーメン店。立地的には佐野プレミアムアウトレットとかの方で、大型のパチンコ店に隣接しており、駐車場は共同なので非常に広い。
佐野ラーメン 神楽のオススメは写真の塩味玉ラーメンで、魚介が入ったと思しきスープはかなりあっさり、そこにたっぷりの自家製縮れ麺の組み合わせ。サッパリとしたスープで、強いインパクトはない代わりに品の良さが感じられる味。爽やかな柚子の香りも好き。那須の御養卵を使った味玉も絶品なので、佐野ラーメン 神楽へ来たら、味玉も頼むことを是非オススメしたい。サイドメニューの小籠包のような水餃子も、他にない唯一無二のもので抜群に美味しかった。クレジットカードやQR決済など、各種キャッシュレス決済に対応しているのも、佐野ラーメン 神楽のいいところ。
佐野ラーメン 神楽
〒327-0821 栃木県佐野市高萩町1230-11
店舗情報を見る

21. 大人気店がアウトレット近くにも「麺屋ようすけ 佐野新都市店」
麺屋ようすけ 佐野新都市店は、同じ佐野市の田沼駅近くにある超有名な佐野ラーメン店が、佐野市南東部の佐野プレミアムアウトレット近くに出した系列店。佐野市外から来た人には、本店よりもこちらの方が買い物のついでに行きやすい気がする。特に休日は、アウトレットに買い物に来たお客さんも多く訪れそう。
提供する佐野ラーメン自体は、麺屋ようすけの本店と佐野新都市店で基本共通ながら、自分は写真の佐野新都市店限定・ワンタン麺が気になったので、それをチョイス。スープや麺が本店同様に美味しいのは変わらずで、ワンタンは生姜の効いた餡が自分好み。皮も大き過ぎず小さ過ぎず、一口で無理なく食べられるちょうどいいサイズ。ちなみに自分が平日の開店直後に麺屋ようすけ 佐野新都市店を訪れた時では、行列こそできていないが結構混んでいたので、休日のランチタイムは本店に負けず劣らずの混雑ぶりとなるのかもしれない。
麺屋ようすけ 佐野新都市店
〒327-0821 栃木県佐野市佐野市高萩町909
店舗情報を見る

22. コスパ抜群のチャーシューが好き「青竹手打ちラーメン おお竹」
青竹手打ちラーメン おお竹は、佐野市南東部にある人気ラーメン店の1つ。すぐ近くには、他にもハイレベルな佐野ラーメン店がたくさんあり、この辺りは佐野市でもラーメン激戦区と呼べるエリア。
おお竹の佐野ラーメンの特徴は、佐野ラーメンの中でも特に透明感の高いスープに、油も少なめな点。スープがさっぱりだからか、おお竹自慢の麺の美味しさがよくわかる仕上がりで、個人的には凄く好み。そしてデフォルトで、大きめのチャーシューが3枚も入るのが嬉しく、しかもそんなに脂身多くない肉肉しい感じでたまらない。これで2023年3月現在、620円というコスパの良さもありがたい。普通の佐野ラーメン以外に、おお竹には色々メニューがあり、隣の人が食べていた塩バターラーメンも美味しそうだった。
青竹手打ちラーメン おお竹
〒327-0826 栃木県佐野市茂呂山町2-12
店舗情報を見る

23. モダンな雰囲気の個性派人気店「麺家ゐをり」
ラーメン店とは思えないオシャレな外観の麺家ゐをりは、佐野市南東部にある大人気ラーメン店の1つ。何も知らなければ、ここでラーメンを食べられるなんて思う人はいないのでは。カフェやこじんまりとしたビストロみたいな感じ。
伝統的な佐野ラーメン以外に、麺家ゐをり独自のラーメンを出しており、写真はまずこれを食べてほしいと書いてあった塩ラーメン。なんだか東京でありそうな今風のラーメンで、モチモチの麺の旨さが特に印象に残る。フライドオニオンのせいか、他の佐野ラーメン店にはない独特の風味があり、これも好き。接客も丁寧で、ゆったり寛げる。デザートとかもメニューにあって、そのせいかカップルや女性客の比率が、他の佐野ラーメン店よりも高めな印象。平日の昼前なら混んでいなかったが、後日12時半頃に店の前を通ったら数人並んでいたので、ピーク時は多少並ぶのかも。
麺家ゐをり
〒327-0837 栃木県佐野市植野町1089
店舗情報を見る
24. 多くのお店に影響を与える超人気店「田村屋」
佐野駅から少し南東に離れた場所にある田村屋は、今の佐野市を代表する人気ラーメン店の1つ。田村屋で修行して独立したり、田村屋に憧れて開業したような佐野ラーメン店も佐野市にはあり、その影響の大きさが窺い知れる。ちなみにすぐ横には、佐野市最古のラーメン店と言われている、宝来軒がある。
田村屋の佐野ラーメンは、黄金色に輝くスープが美しく、その見た目通りあっさりした味わい。ほんのり甘みもあるようで、大人気なのも納得の美味しさ。1番人気の味玉チャーシュー麺にすれば、味玉に加えてたっぷりのチャーシューが追加され、食べ応えも十分。この時は食べ歩きで餃子は食べきれそうになかったので頼まなかったが、田村屋に次回行ったら餃子も絶対頼みたい。ちなみに自分が平日夜の終わり頃に田村屋を訪れた時は、全然空いていてサッと座れたが、待ちスペースがそれなりに確保してあったので、昼のピークタイムなどは混むのかもしれない。
田村屋
〒327-0831 栃木県佐野市浅沼町780-3
店舗情報を見る

25. 佐野では珍しい深夜営業「朝日が昇る屋」
朝日が昇る屋は、佐野駅から少し北東方面に移動した、国道16号線沿いにある人気ラーメン店。数ある佐野ラーメン店の中でも極めて珍しい、夜から翌朝にかけての営業形態で、夜遅くまでやっているラーメン店は多少あっても、深夜営業のみとなると、朝日が昇る屋以外にはパッと思いつかない。
朝日が昇る屋で食べられる佐野ラーメンは、王道とも言える素朴な感じのもの。際立って個性などがあるわけではないものの、その代わり誰にでも好かれそうな佐野ラーメンと言える。深夜営業のみだからか、朝日が昇る屋にはおつまみやお酒などもいくつか置いてあって、単に佐野ラーメンだけ食べるよりも、軽く飲んでつまんで〆に佐野ラーメンを食べるというお客さんが多そう。店舗自体は小さめだが、そもそも深夜に周辺を出歩いている人自体がそれほど多くないので、そんな極端に混むことはなさそう。自分が夜の10時ぐらいに朝日が昇る屋を訪問したら、客入りは6割程度だった。
朝日が昇る屋
〒327-0843 栃木県佐野市堀米町14
店舗情報を見る

26. 現存する佐野市最古の老舗「宝来軒」
宝来軒は、数ある佐野ラーメンのお店の中でも最古参と呼べる超老舗。既に創業から90年程度は経っており、初代店主が中国人から麺打ちの技術を教わり、それが現在の佐野ラーメンの基盤となったらしい。向かいには、現代の佐野ラーメンを代表する田村屋があり、その2軒が並んでいるのはなんだか面白い。
宝来軒では、今の佐野ラーメンでは殆どのお店にある餃子はなく、ラーメン一本勝負。鶏や豚に魚介も少し入ったようなスープはサッパリ、そこにコシの強い手打ち麺が絶妙にマッチ。素朴なラーメンだけど、長く愛されていることがわかる色褪せない美味しさで、東京で今時のラーメンを食べまくっている自分からしても、宝来軒の佐野ラーメンは十分に美味しいと思える。店内には、宝来軒を訪れた有名人のサインがたくさんあり、やはり佐野市の中でも重鎮的な存在なんだと思う。ちなみに滞在中に利用したタクシーの運転手に聞いたら、その人は宝来軒が1番好きとのことだった。
宝来軒
〒327-0831 栃木県佐野市浅沼町801-2
店舗情報を見る

27. 青ネギたっぷりでインパクト大「青ねぎラーメン 太七」
青ねぎラーメン 太七は、佐野駅から少し北東部に離れたところ、堀込駅から徒歩15分程度の場所にある大人気ラーメン店。数ある佐野ラーメンの中でも、特に人気と知名度の高いところで、開店直後からどんどんお客さんがやってくる。
その屋号からわかる通り、太七の名物は、青ネギたっぷりラーメン。緑色で埋め尽くされたそのビジュアルは、なかなかのインパクト。しかし味わいは割とオーソドックスで、サッパリしたスープにコシの強い自家製麺も抜群に美味しい。そしてネギとスープや麺の相性もバッチリで、人気なのも食べて納得。そのネギを食べやすいように、穴開きレンゲもつけてくれるのが嬉しい。多くの佐野ラーメンのお店にある餃子は、太七にも当然あり、水曜日は餃子が通常5個450円なのが200円になるお得なサービスも。自分が訪問した日がたまたま水曜日だったので餃子も注文したが、これも絶品。
青ねぎラーメン 太七
〒327-0843 栃木県佐野市堀米町42-3
店舗情報を見る

28. 佐野ラーメンとまぜそばの2枚看板「手打ち中華蕎麦 麺屋工藤」
手打ち中華蕎麦 麺屋工藤は、佐野市北東部にある自分もお気に入りの人気ラーメン店。立地的に公共交通機関で行ける場所ではないので、麺屋工藤を訪問の際は、車やバイクを推奨。ただし、駐車場がちょっと狭いので、大きめの車は避けた方がいいかも。
麺屋工藤の店主は、佐野ラーメンの代表格・田村屋に影響を受けて研究を重ねて、今のラーメンを作り出したそう。店内には、田村屋のTシャツなどが飾られ、店主の田村屋愛が感じられる。確かにラーメンも似たような感じで、黄金色に輝くスープが美しく美味しく、そして麺も旨い。自分も田村屋が大好きなので、麺屋工藤のラーメンにもハマる。追加した味玉は、それ自体の美味しさはもちろん、見た目にも映える存在。サイドメニューの餃子も、実に美味しかった。佐野ラーメンのお店では珍しい、まぜそばも気になる。
手打ち中華蕎麦 麺屋工藤
〒327-0803 栃木県佐野市犬伏新町2079
店舗情報を見る

29. 佐野市の最先端を走る超人気店「UNITED NOODLE アメノオト」
UNITED NOODLE アメノオトは、最近の佐野市でも特に評判のいい大人気ラーメン店の1つ。伝統的な佐野ラーメンとは異なる、東京にありそうな流行の最先端を行く今時らしいラーメンで、佐野市ではこういうラーメンってかなり珍しく、東京では既視感あるが、佐野市で出会うとかなり新鮮に感じる。
自分が気になったのは、数量限定の蛤塩そば(写真は海老ワンタン入り)。自家製麺もスープも確かに美味しく、特に麺が好き。プリプリの海老ワンタンも絶品で、更にその下にはチャーシューもたっぷり。そのチャーシューも数種類あって、特に自分は焼き豚がお気に入り。周りを見ていると、昆布水のつけ麺を頼んでいる人が多かったので、次はそれを食べてみたい。ちなみにスタッフは結構な人数いるものの、割と回転は遅めで、平日昼のラストオーダー頃でも数人が待っていたので、絶対並ぶのが嫌な人にはオススメしづらい。最新の営業情報などは、アメノオトのTwitterを要チェック。
UNITED NOODLE アメノオト
〒327-0843 栃木県佐野市堀米町455-1 シルフィード 1F
店舗情報を見る

30. いつでも旨い佐野ラーメンを食べられる「佐野サービスエリア上り線」
佐野サービスエリア上り線のレストランでも、美味しい佐野ラーメンを食べられる。24時間365日いつでもラーメンを提供しており、トラックドライバーや旅行者など、多くの人がやってくる。施設自体はフードコートになっており、席数は割とたくさんある。下り線の方が新しく広いが、ラーメン自体は上りの方が好み。
佐野サービスエリア上り線で食べられるのは、誰にでも受け入れられやすいオーソドックスな佐野ラーメン。魚介も効いたスープが実に自分好みで、さっぱりしつつも物足りないってことはなく、麺も美味しい。提供が非常に早かったが、かといって麺が硬いわけでもない。写真のチャーシュー麺にすれば、チャーシューがたっぷり入って、食べ応えもそれなりに。有名店とコラボしたオリジナルのラーメンもあるものの、それは11時から20時までの時間限定提供だそう。もしその時間に佐野サービスエリア上り線にまた来ることがあれば、そのラーメンを食べてみたい。
佐野サービスエリア上り線
〒327-0813 栃木県佐野市黒袴町字東山1010
店舗情報を見る
最新のラーメン特集記事



Back