麺や 大山は、佐野駅から少し北に移動した場所にある、佐野市でもトップクラスの大人気ラーメン店。店主は、佐野ラーメンに多大な影響を与えてきた超有名店の田村屋で修行した後、麺や 大山として独立を果たしたそうで、平日の13時半過ぎでも10人以上が並んでいるのにはちょっと驚いた。

澄んだスープは、鶏・豚・魚介に加えて、野菜や牛すじなども使っているそうで、あっさりしつつも旨味は十分で物足りなさは皆無。特段、強い個性やインパクトがあるわけではないものの、さすが人気店だけあって、麺や 大山のスープは実に美味しい。青竹手打ちの麺は適度なコシがあり、スープとの相性もバッチリ。個人的には、特に麺や 大山の麺が印象に残った。サイドメニューの餃子も、肉汁がジュワッと溢れ出るジューシーなもので、餃子の美味しさも佐野市トップクラス。あっさりしたラーメンとは対照的にしっかりした味付けの餃子で、この麺や 大山の餃子の作り方、家でも真似してみたい。

冒頭で平日の昼過ぎでも行列ができていると書いたが、それは麺や 大山の回転が正直ちょっと遅めなせいもあるかも。なので、絶対に待つのが嫌な人にはちょっとオススメしづらい。しかし夜はどうなのだろうか、夜であればさすがに麺や 大山でもそんなに並ぶことはなさそうな気もするが。次回は夜に麺や 大山を訪問してみて、その辺を確かめてみたい。