麺や一芯の白しょうゆラーメン
6000杯食べたマニアがオススメ!兵庫県神戸市の激ウマ人気ラーメン15選
公開日:2022.10.11
更新日:2022.10.11

6000杯以上のラーメンを食べた筆者が、兵庫県神戸市のオススメラーメンを厳選してご紹介。神戸市にラーメンのイメージがない人も多いかもしれないが、実は神戸には古くから根付く老舗に加え、今時らしいラーメン店もどんどん増えている印象。神戸にたくさんあるラーメン店の中から、様々なタイプのラーメン店をチョイスしたので、きっと神戸で食べたいラーメンが見つかるはず。神戸でラーメン食べるなら、VACANラーメン特集を見れば間違いない(お店の前の番号は、オススメ順やランキングの意味ではありません)。


1. 神戸を代表する老舗「もっこす 総本店」大倉山
神戸ラーメンの歴史を語るうえでは外せない、常識とも言える超有名ラーメン店が、もっこす 総本店。ここ大倉山の本店以外にも、もっこすグループは神戸市内を中心に多くの店舗を構えており、フランチャイズも含めるとかなりの数があったはず。
もっこす 総本店の看板メニューは、スープの出汁に豚足を使った醤油ラーメン。圧力釜で豚足を煮込んで作っているらしく、スープは豚足由来のコラーゲンたっぷり。自家製ストレート細麺との相性もバッチリで、デフォルトでもたくさん入る青ネギもスープによく合う。写真のチャーシュー麺にすると、丼の表面が肉で埋め尽くされ、麺やネギが見えないほどで、自分はこれが大好き。最近のもっこす 総本店では、基本の醤油味以外にも、焼いた海老の頭を味噌に練り込んだ味噌ラーメンも人気らしく、是非食べてみてほしい。
もっこす 総本店
〒650-0017 兵庫県神戸市中央区楠町7-1-3
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2. 神戸でつけ麺と言えばここ「つけ麺 繁田」新在家・六甲道
神戸でつけ麺を食べるなら、絶対に外せない大人気ラーメン店が、このつけ麺 繁田。その人気は、神戸市のラーメン激戦区と呼べる六甲・新在家エリアでもトップクラスで、つけ麺 繁田の店頭には開店前から行列ができていることが殆ど。
つけ麺 繁田で味わえるのは、いわゆる濃厚豚骨魚介つけ麺。別につけ麺として珍しいものではないが、神戸市内に限って言うと、つけ麺 繁田のようなお店ってまだまだ少ない印象。関東の某有名店のつけ麺をリスペクトしたような味で、麺もスープも素晴らしく美味しく、そこに関してはケチのつけようがない。ただ、スープが非常に少なくて、べっとりつけるとすぐなくなりそうなので、その点ご注意を。冒頭に行列ができていると書いたものの、夜なら比較的入りやすい印象。
つけ麺 繁田
〒657-0036 兵庫県神戸市灘区桜口町5-1-1 ウェルブ六甲道5番街1番館 103
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3. 最近の神戸でイチオシ「麺や一芯」新在家
個人的に神戸でイチオシのラーメン店が、この麺や一芯。新在家駅から徒歩1分程度と、麺や一芯までのアクセスは非常に便利。麺や一芯の店主は、京都の有名ラーメン店で腕を磨いた後、ここ神戸で一国一城の主として独立を果たしたそう。
麺や一芯のメニューはかなり多くある中、自分が好きなラーメンの1つが、写真の白醤油を使ったラーメン。魚介の効いたスープが実に美味しく、中細ストレートの麺もスープとよく馴染む。白醤油を使ったラーメンも、神戸ではあまり見かけない印象で、程良い個性があっていい。定期的に繰り出される限定ラーメンも麺や一芯の名物で、根強いファンが多くいる。限定ラーメンなどに関する情報は、麺や一芯のTwitterで積極的に発信しており、そちらを要チェック。
麺や一芯
〒657-0862 兵庫県神戸市灘区浜田町3-4-5
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4. 泡系スープと自家製麺が旨い「麺・ヒキュウ」六甲道
神戸のラーメン激戦区・六甲エリアの中でも、つけ麺 繁田に勝るとも劣らない人気を誇っているのが、この麺・ヒキュウ。JR六甲道駅から、麺・ヒキュウまでは徒歩3・4分程度と、アクセスは非常に便利。最近になって、御影にも店舗を出したよう。
ラーメン2種類とつけ麺の合計3種類が、麺・ヒキュウの基本メニューで、個人的なオススメは写真の鶏白湯に魚介を合わせたスープのラーメン。麺・ヒキュウのように、スープが泡だったビジュアルは、関西に多い泡系と呼ばれるラーメンで、今では特段珍しいと思わないものの、丁寧に作られていて実に美味しい。自家製中太平打ち麺とスープの相性もバッチリで、麺の旨さをより堪能できるつけ麺も、麺・ヒキュウでは人気が高い。基本的に無休且つ、昼から夜まで通し営業なのも、麺・ヒキュウのいいところ。
麺・ヒキュウ
〒657-0027 兵庫県神戸市灘区永手町3-4-19 嶋田パールハイツ 1F
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5. 濃厚鶏白湯スープが絶品「らーめん専門 いっぽし」新在家
新在家駅そばで、濃厚な鶏白湯ラーメンが評判となっているのが、らーめん専門 いっぽし。この周辺は、他にもラーメン店が多く集まるラーメン激戦区と呼べるところで、すぐ近くには麺や一芯などもある場所。
らーめん専門 いっぽしのメニューはシンプルで、前述の濃厚鶏白湯ラーメン以外には、つけ麺とトッピング類があるだけ。写真はチャーシュー麺で、大きな肉がたっぷり入ったビジュアルはなかなかのインパクト。濃厚スープが実に素晴らしい美味しさで、それに負けない存在感のある中太ストレート麺もいい。途中で卓上の山椒を入れると、味が引き締まって最後まで飽きずに楽しめるはず。基本的に、らーめん専門 いっぽしは昼営業のみだが、昼遅めの時間に行けば特に混雑することもない印象。
らーめん専門 いっぽし
〒657-0035 兵庫県神戸市灘区友田町3-3-11 北山ビル 1F
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6. ここの自家製麺が大好き「弘雅流製麺」住吉
神戸でも、昔から好きなラーメン店の1つが、住吉にあるこの弘雅流製麺。大通りに面し、住吉神社のすぐ向かいにある非常にわかりやすい場所なので、弘雅流製麺に行くのに迷うことはないはず。
曜日や時間帯などによってメニューが多少異なるのが弘雅流製麺の特徴で、写真は平日ランチに食べられる醤油ラーメン(写真はチャーシュー増し)。屋号に製麺の文字がある通り麺は自家製で、弘雅流製麺はやはりこの麺が素晴らしく美味しい。ツルツルで喉越し良く適度な歯応えもあって、弘雅流製麺の麺は間違いなく神戸市内のラーメン店ではトップクラスの出来栄え。それに、チャーシュー増しにしても1000円の価格設定は、今時相当安いと思う。麺の美味しさをより堪能できる、つけ麺も捨て難い。
弘雅流製麺
〒658-0053 兵庫県神戸市東灘区住吉宮町6-14-12
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7. 神戸で大人気の和歌山ラーメン「丸高中華そば 神戸二宮店」三宮
神戸の中心地・三宮で長年高い支持を得ている人気ラーメン店の1つが、この丸高中華そば 神戸二宮店。距離的には、三宮駅から丸高中華そば 神戸二宮店までは徒歩6・7分程度で、現在では同じ神戸市内で県庁前にも店舗があった気がする。
和歌山ラーメンは、醤油をベースとしつつ、しっかり濃厚な豚骨スープか程々な感じにざっくり分かれており、丸高中華そば 神戸二宮店のラーメンはどちらかと言うと後者寄り。ただ、昔よりスープが濃くなったような気も。油っぽさや臭みを抑えたスープが実に美味しく、ネギとスープの相性もいい。今時のラーメン店ではあまり見かけなくなった、ナルトが入っているのも特徴的。サイドメニューの焼き飯や餃子も丸高中華そば 神戸二宮店では人気で、それらとのセットが激しくオススメ。
丸高中華そば 神戸二宮店
〒651-0093 兵庫県神戸市中央区二宮町4-11-9 二宮ビル102
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8. ホスピタリティも素敵な鶏白湯「らーめん 一嗹」三宮
三宮駅近くで、鶏白湯ラーメンが評判となっているのが、らーめん 一嗹。縦長でカウンター数席の非常に狭いお店だが、ピークタイムから少しずらせば、らーめん 一嗹でもそんな極端に混雑することはなさそう。
鶏白湯ラーメン自体は、もはや完全にラーメンの1ジャンルとして定着した感があり、それゆえ特段らーめん 一嗹のものが珍しいとは思わないものの、とろみのあるスープが実に美味しい。途中で薬味の刻みニンニクを入れるのがお店のオススメらしく、実際に入れてみたら味にパンチが加わって良かった。サイドメニューの半チャーハンもらーめん 一嗹では人気で、お腹に余裕があれば是非。ラーメンを食べ終わって帰る際には、わざわざ店頭に出てきて見送ってくれるホスピタリティの良さも、らーめん 一嗹の魅力の1つ。
らーめん 一嗹
〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通1-9-18 小田ビル1 1F
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9. 京都の老舗にルーツあり「神戸ラーメン 第一旭 三宮本店」三宮
神戸の中心地・三宮にある老舗ラーメン店の1つが、この神戸ラーメン 第一旭 三宮本店。ある程度ラーメンに詳しい関西の人ならすぐにわかると思うが、神戸ラーメン 第一旭 三宮本店のルーツは京都の老舗・第一旭にある。
神戸ラーメン 第一旭 三宮本店のラーメンは、豚がベースと思われるスープながら、博多のような白濁豚骨スープとは全く異なる独自の仕上がり。醤油の色濃い、黒・茶色っぽいスープがその特徴で、濃厚過ぎずあっさり過ぎない絶妙な塩梅。中細のストレート麺やたっぷり入るネギもスープと相性良く、ネギ好きにはこれぐらいたっぷりネギが入っているのが嬉しい。基本の醤油味以外にも、神戸ラーメン 第一旭 三宮本店には味噌やトマト味など色々あって、神戸に住んでいれば他のラーメンも食べたくなりそう。
神戸ラーメン 第一旭 三宮本店
〒651-0095 兵庫県神戸市中央区旭通5-2-8
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10. 神戸牛尽くしの贅沢ラーメン「神戸牛らーめん 八坐和」三宮
今や世界的知名度の誇る神戸牛を贅沢に使ったラーメンで人気を博すのが、三宮駅そばの神戸牛らーめん 八坐和。どうやら神戸牛らーめん 八坐和の経営母体は焼肉店らしく、それを生かして希少な神戸牛を一頭買いすることで、神戸牛を使ったラーメンを出せるのかも。
真っ白なスープが際立つ神戸牛らーめん 八坐和のラーメンは、神戸牛の骨と野菜を使って作っているそう。豚骨や鶏白湯とは全く異なる味わいで、油っぽさはなく意外にさっぱりした口当たり。牛骨ラーメン自体がまだまだ珍しく、しかも神戸牛を使ったラーメンなんて滅多に出会えるものじゃないので、その味を表現するのが難しいが、なんとも言えない甘みとコクのある美味しさ。トッピングの神戸牛ローストビーフは、やっぱり旨い。サイドメニューの神戸牛ステーキ丼なども気になったので、次回食べてみたい。
神戸牛らーめん 八坐和
〒650-0021 兵庫県神戸市中央区三宮町2-11-1 142-4
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11. 神戸では珍しい本格家系「ラーメン 三七十家」元町
神戸市内で本格的な横浜家系ラーメンが食べられる人気ラーメン店が、元町駅から徒歩7分程度の場所にある、このラーメン 三七十家。他に神戸市内で美味しい横浜家系ラーメンとなると、自分はラーメン 三七十家以外にパッとは思いつかない。
豚骨や鶏ガラを使った濃厚スープを醤油ダレでまとめ、トッピングとして海苔・ほうれん草・チャーシューが入るのが、一般的な横浜家系ラーメンの特徴。味の濃さや麺の硬さ・油の量も殆どの横浜家系ラーメン店で指定可能で、自分はラーメン 三七十家含む多くの店舗で、味濃いめ・油多めにするのが好き。ラーメン 三七十家の横浜家系ラーメンは、横浜在住で普段から横浜家系ラーメンを食べまくる自分にとっても十分に満足できる美味しさで、ライスと一緒にモリモリ食べてほしい
ラーメン 三七十家
〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通3-2-1 トア山手ザ神戸タワー 1F
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12. かつて旋風を巻き起こした担々麺「担担専門店 ENISHI 総本店」岩屋・灘
岩屋・灘駅そばの担担専門店 ENISHI 総本店は、かつて神戸市内で大旋風を巻き起こした、担々麺の専門店。現在は、創業者から別の会社に経営権が移っているものの、ここは安定した人気を保っている印象、現在では、フランチャイズ展開で東京にも出店している。
割と甘めで、多数のスパイスを使った複雑な香りや刺激が特徴の汁なし担々麺で、まずはしっかり混ぜてそのまま食べるべし。だいぶ昔に食べた程の衝撃はないものの、やっぱり美味しい。幅広の極太麺も担担専門店 ENISHI 総本店の特徴で、個人的にこの麺が好き。卓上には数種類の酢が置いてあって、途中でそれらを入れて味の変化を楽しんでほしい。追加トッピングの温泉玉子も、汁なし担々麺によく合うので、是非お試しを。麺を食べ終わると、挽き肉などが残るので、ライスを投入して〆るのもオススメ。
担担専門店 ENISHI 総本店
〒657-0846 兵庫県神戸市灘区岩屋北町5-2-32 サニーハイツ灘1F
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13. あっさり和風スープが旨い「季風軒」湊川
神戸市内で、あっさりしたラーメンで人気を博しているのが、この季風軒。最寄りの湊川駅から季風軒までは、徒歩6分程度と近くて便利。一応、駐車場も2台分程度はあるようなので、神戸市内でもちょっと遠くから季風軒に来る人は、車でも大丈夫。
ラードなど動物系の油脂に頼らず、魚介の風味を効かせたあっさりラーメンが季風軒の名物で、老若男女誰にでも好かれそうな美味しさ。あっさりとは言いつつ、決して物足りないわけではなく、季風軒のスープは麺を食べさせるラーメンのスープとしても十分な満足感がある。トッピングには季節の野菜を使うのも季風軒の特徴の1つで、美味しいだけじゃなくて体に優しいラーメンと言える。広々とした店内に加えて中休みなしの通し営業なので、基本的に季風軒で行列に遭遇するなんてことはないはず。
季風軒
〒652-0047 兵庫県神戸市兵庫区下沢通3-3-15
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14. オリジナルの味噌1本勝負「みそラーメンさつき」兵庫
神戸の地元民に愛される味噌ラーメン専門の人気ラーメン店が、みそラーメンさつき。SNSなどもやっておらず、決して目立つ存在ではないものの、ランチのピークのみそラーメンさつきの店頭には行列ができていることも多く、その人気ぶりが窺える。
味噌ラーメン専門店だけあって、みそラーメンさつきのメニューは極めてシンプル。基本の味噌ラーメンとチャーシュー麺、あとは麺の大盛りとライスや餃子とのセットがあるだけ。全国的に名高い札幌味噌ラーメンとは全く異なる独自の味で、ある程度の濃度がありつつまろやかさも感じるスープが実に旨い。麺は味噌ラーメンには珍しい細めのストレート麺だが、スープとよく絡んでこれもいい。多くのお客さんが、みそラーメンさつきでは餃子やライスとのセットを頼んでいたので、自分も次回はそうする。
みそラーメンさつき
〒652-0814 兵庫県神戸市兵庫区門口町1-17
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15. 世にも珍しい馬肉ラーメン「麺処 さくら庵」神戸
神戸市内だけじゃなく、全国的に見ても極めて珍しい馬肉を使ったラーメンの専門店が、神戸駅そばにあるこの麺処 さくら庵。随分前に都内で、馬骨からスープを作るラーメンのお店に行ったことがあるが、馬肉ラーメン専門店もそれと同じぐらいレアだと思う。
麺処 さくら庵では、ラーメンの提供の仕方も独特。真ん中に盛られた馬肉の周りを水菜が取り囲み、そこに和風出汁を自分でかけて仕上げるスタイルで、賛否両論あると思うものの、自分はあり。立ち昇る和風出汁の香りが良く、馬肉とその下に敷かれたおぼろ昆布を一緒に食べると、あっさりしつつも十分なうま味が感じられるはず。写真の満開さくら麺にすれば、馬肉の量が通常の2倍になって食べ応えだけじゃなく、見た目の豪華さもアップ。柚子胡椒などの薬味を使って、味の変化を楽しみつつ食べるのが麺処 さくら庵のオススメ。
麺処 さくら庵
〒650-0026 兵庫県神戸市中央区古湊通1-1-5 古湊YKビル 1F
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