麺匠ようすけ 鶏煮亭は、川崎駅から京急川崎駅近辺でもトップクラスの人気を誇り、自分も大好きなラーメン店の1つ。中野にも同じく、麺匠ようすけの名を持つラーメン店があるものの、本店はその中野の方で、ここ川崎の麺匠ようすけ 鶏煮亭は、そこから独立を果たしたお店のはず。

鶏を煮込むと屋号にある通り、麺匠ようすけ 鶏煮亭の名物は濃厚な鶏白湯ラーメン。昨今かなり増えた鶏白湯ラーメンの中でも、麺匠ようすけ 鶏煮亭のそれはとりわけ濃厚で、スープが麺にまとわりついてそれを持ち上げる箸が重く感じられるほど。濃厚ラーメンを好む自分にはドストライクで、麺匠ようすけ 鶏煮亭が近所にあったら間違いなく通っている。味変アイテムとしてレモンがあり、濃厚さを残しつつも少しさっぱりと食べられるので、是非試してほしい。限定ラーメンもよくやっており、詳細は麺匠ようすけ 鶏煮亭のTwitterを要チェック。

自分が、川崎駅から京急川崎駅周辺で1番好きなラーメン店が、ここ自家製麺 麺屋 利八。めちゃくちゃ美味しいのに、川崎駅などから微妙に距離があるせいか、そこまで極端に混むことも少ない印象があって、特に平日はピークから少しずらせば待つことはないはず。

鶏をメインに豚骨や魚介を使った濃厚なスープに、自家製極太麺を合わせたのが自家製麺 麺屋 利八のラーメンで、スープも麺もハンパなく旨い。特に自家製麺 麺屋 利八の麺がお気に入りで、濃厚スープをまとってその良さがより際立つよう。麺量も並で200gと、一般的なラーメンが150g程度なのに比べて多いのも嬉しく、麺好きなら自家製麺 麺屋 利八のラーメンを絶対に食べておくべきだと断言したい。最近は日本酒も推しており、自家製麺 麺屋 利八のFacebookで、今週のお酒を紹介している。

JR川崎駅西口から、少し歩いた場所にある人気ラーメン店が、ここラーメン マキタ。SNSなどもやっていないため、正直あまり目立たないものの、川崎在住の筆者の友人がオススメしてくれ、自分もラーメン マキタのラーメンを実際に食べてみたら非常に美味しかったので、是非紹介したい。

醤油・味噌・豚骨と3種類の味がラーメン マキタにはあり、ほんのりとろみのある濃厚スープが、生姜の風味も効いている。こってりした味わいのスープに合わせてか、ラーメン マキタでは中太の食べ応えある麺を合わせており、この麺はかなり好き。そしてトッピングのチャーシューがイチオシで、大きいのに柔らかくて食べやすく、ラーメン マキタへ来たらチャーシュー増しを強くオススメしたい。薬味のタマネギもいい仕事をしており、ラーメン マキタにタマネギ増しがあったらそうしたい。

ビジネスホテルの1Fで営業している、川崎駅周辺でも異色の人気ラーメン店が、ここ中華そば おかべ。川崎駅と京急川崎駅のどちらからも徒歩で行きやすく、近くまでくれば中華そば おかべとビジネスホテルの青い看板が目立つのでわかりやすいはず。

中華そば おかべで提供しているのは、いわゆる豚骨魚介系のラーメン。やや油多めかつ塩分濃度も高めなのが、中華そば おかべのラーメンの特徴で、スープだけ飲むと塩っぱいと感じる人もいるのでは。しかしラーメンとは麺を食べるもので、その麺を食べたときにちょうどいいので問題なし。中華そば おかべでは、麺の大盛りが無料サービスなのもありがたく、特に男性客の殆どは大盛りにしていた印象。店頭に待ち方の掲示があり、ピーク時の中華そば おかべは多少混むのかもしれないが、自分が昼過ぎに行ったら全然空いていたのでご参考までに。

京急川崎駅近くにある麻婆まぜそば 麻ぜろうは、その屋号通り麻婆まぜそばがウリの大人気ラーメン店。ここも失礼ながらあまり目立つお店ではないものの、京急川崎駅近辺で働く人には人気があるらしく、昼時の麻ぜろうの店頭には、多少の行列ができていることも。

花山椒や五香粉など、スパイスの香りが印象的なのが麻ぜろうの麻婆まぜそばで、これが非常に食欲をそそられる。しっかりよく混ぜて食べると、辛さはやり過ぎな感じではなく、きちんと美味しさを感じられるレベルで、これは人気が高いのも納得。麻婆にはやはりご飯が欲しくなるので、お腹に余裕があれば是非頼んでみてほしい。よだれ鶏や餃子など、麻ぜろうには中華料理のおつまみもいくつか揃い、特に夜に訪れるなら、お酒とおつまみをゆっくり堪能して〆に麻婆まぜそばを食べるのが良さそう。

濃厚系のラーメン・つけ麺が多い川崎駅・京急川崎駅周辺においては、貴重な存在とも言える淡麗系の人気ラーメン店が、このまがり鶏。バーの間借り営業でやっているのか、まがり鶏は店内も非常にオシャレで、ぱっと見はラーメン店に思えない。

まがり鶏では、地鶏に加えて魚貝類なども使用したスープがウリで、あっさりと言うよりは、重層的で深みのある味わい。もっとシンプルな味かと思ったら、いい意味でそのギャップに驚かされたラーメンで完成度も高い。特製トッピングをつけると、まがり鶏ではチャーシューなどもたっぷり入り、これもなんだか洋風な味付けで美味しく面白い。あまりその存在が知られていないのか、まがり鶏は昼時でも極端に混むことなく入りやすい印象で、川崎駅周辺の穴場的ラーメン店とも呼べる気がする。

雷家は、JR川崎駅東口から南側に少し歩いた場所にある、横浜家系ラーメンの人気店。最近の川崎駅周辺は、同じ横浜家系ラーメンで環2家 川崎店もできて盛り上がっているが、そちらは混雑が激しくて行きづらく、自分は雷家が入りやすい点でも好き。

豚骨などを使ったスープに醤油ダレと鶏油を合わせ、そこにチャーシュー・海苔・ほうれん草がデフォで入るのが、雷家含む横浜家系ラーメンの特徴。自分は味濃いめ・油多めにするのが好きで、横浜家系ラーメンのお店に行くと、いつも大体そうしてしまう。チャーシュー麺にすると、雷家では丼からはみ出すように大きなチャーシューが追加され、これがまた旨い。卓上調味料で味の変化を楽しんだり、横浜家系ラーメンには欠かせないライスと一緒にモリモリ食べてほしい。