1. 麺屋武蔵グループの総本山「創始 麺屋武蔵」
タレ
醤油
スープ
鶏や豚・魚介など
麺
平打ち中太縮れ麺
創始 麺屋武蔵は、今日に至るまでのラーメンブームのパイオニアと呼べる、麺屋武蔵グループの総本山。山手線沿いを中心に、都心の一等地に多数の店舗を構えているのが麺屋武蔵グループの特徴で、店舗ごとに様々な趣向を凝らして展開している。
創始 麺屋武蔵のラーメンは、魚介出汁を活用した和風スープがそのウリで、どれだけのラーメン店に影響を与えてきたのかは計り知れない。現在では特段珍しいタイプのラーメンではないものの、その先駆者である創始 麺屋武蔵には、ラーメン好きなら一度は足を運んで、その味を体感しておくべき。濃厚なつけ麺も今は人気で、麺の増量が無料サービスなのもありがたい。オシャレな雰囲気の店内や、元気良く丁寧な接客なども、創始 麺屋武蔵の魅力の1つ。
創始 麺屋武蔵
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-2-6 K-1ビル1F
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2. なんつッ亭の味噌ブランド「味噌屋八郎商店 新宿店」
味噌屋八郎商店 新宿店は、神奈川県秦野市に本店のある有名ラーメン店、なんつッ亭の味噌ラーメンブランド。昔は下北沢にも味噌屋八郎商店の店舗があったような気がするものの、現在ではここ新宿店だけのよう。
親元のなんつッ亭が、豚骨スープにマー油の組み合わせで一世を風靡したからか、味噌屋八郎商店 新宿店でもそれは踏襲しつつ、味噌を合わせてより濃厚に仕上げている。個人的には、なんつッ亭よりも味噌屋八郎商店 新宿店のラーメンの方が好みで、実に旨い。濃厚スープに負けないよう、麺は食べ応えある太麺を合わせており、大盛り無料サービスなのも嬉しい。他にも、カレー味噌・トマト味噌ラーメンなど、個性豊かな味噌ラーメンが揃っており、いつか全部制覇してみたい。
味噌屋八郎商店 新宿店
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-5-5 プラザ西新宿 102
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3. 大ボリュームの麺と肉「らあめん 満来」
らあめん 満来は、創業からおよそ60年の歴史を持つ、新宿周辺でも屈指の老舗ラーメン店。創業地は練馬区の方らしいが、満来はそこから移転などを経て、現在の新宿駅西口近くで落ち着いたよう。
満来の最大のウリは、ボリュームたっぷりの麺と肉で、オススメはつけ麺にチャーシュー増しの「チャーシューざる」。スープの器に山盛りの肉が入り、最初にこれをある程度食べないと、麺をスープにつけられないぐらい。大きいのに柔らかくて食べやすく、満来のチャーシューめっちゃ美味しい。ツルツルモチモチの麺は、やや塩っぱ目のスープと合わせるとちょうど良く、これもボリュームあるのにペロリ。新宿駅西口近くで、お腹いっぱい食べたければ、満来を是非その候補に入れてほしい。
らあめん 満来
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-4-10
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4. 満来の味を受け継ぐ「らぁめん ほりうち 新宿本店」
上で紹介した満来の目と鼻の先にあり、その味も受け継いでいる人気ラーメン店が、らぁめん ほりうち 新宿本店。なんでも、満来の創業者が引退するタイミングで、ほりうちとして独立を果たしたらしく、新宿以外に新橋にも店舗がある。
ほりうち 新宿本店の、あっさりした醤油スープにモッチリとした麺、ボリュームあるチャーシューは、まさしく満来と同じ系統。シンプルゆえ飽きの来ない美味しさで、満来同様にほりうち 新宿本店が長く愛されてきたのもわかる。巨大なチャーシューも、ほりうち 新宿本店ではやはり外せないので、お腹いっぱい食べたい人は、是非ともチャーシュー増しを頼んでみてほしい。これが柔らかくて実に旨い。
らぁめん ほりうち 新宿本店
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-4-7 高野ビル1F
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5. 新宿で根強い人気を誇る「らーめん はな火屋」
新宿西口駅近くの、らーめん はな火屋は、既に創業から20年以上経っている、ラーメン激戦区の新宿エリアでも根強い人気を誇るところ。ラーメンブームの先駆け的存在として有名な、ちゃぶ屋出身だそうで、ラーメンマニアの間でも割とその名を知られた存在。
らーめん はな火屋の看板メニューは、揚げネギがたっぷり入った醤油ラーメン。随分昔にも、らーめん はな火屋の醤油ラーメンを食べたことがあるが、その時と比べても大きくは変わっていない印象。写真のチャーシュー増しにしても、新宿で1杯1000円以下は、今時信じられないぐらいのコスパの良さで、らーめん はな火屋が人気あるのも納得。更に、麺の中盛り・大盛りも無料サービスで、これは本当に凄いことだと思う。
らーめん はな火屋
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-15-17 井西ビル 1F
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6. 札幌の超人気店が新宿にも「えびそば 一幻 新宿店」
タレ
塩
スープ
甘海老など
麺
中太ストレート麺
えびそば 一幻 新宿店は、札幌市すすきのに本店を構える超有名ラーメン店が、東京にも出している店舗の1つ。ここ新宿店以外には、えびそば 一幻は東京駅の八重洲地下街にもあった気がする。
その屋号にあるように、えびそば 一幻 新宿店の名物は、唯一無二の海老ラーメン。スープには甘海老の頭を大量に使い、海老風味の天かすや、スープを取った後の甘海老の頭を焼いて粉末状にした海老粉など、隅々に至るまでとことん海老尽くしで、素晴らしく美味しい。えびそば 一幻 新宿店では、塩・醤油・味噌と味は3種類から、更にスープの濃さも3段階から選択可能で、初めてなら海老スープの良さをストレートに楽しめる「そのまま」の塩味がオススメ。
えびそば 一幻 新宿店
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-8-2 福八ビル 1F
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7. かつて存在した人気店の味を受け継ぐ「徳島ラーメン はるま」
徳島ラーメン はるまは、ラーメン激戦区の新宿でも珍しい、徳島ラーメンが名物のお店。かつて高円寺にあった、自分も大好きな徳島ラーメンの有名店にラーメン作りを教わったそうで、それもあって個人的には応援している。
やや甘めの濃密な豚骨醤油スープには、確かにその面影が感じられ、丼や盛り付けなんかも似ている。もうあのラーメンは食べられないのかなーと思っていたところ、徳島ラーメン はるまがオープンして似たようなラーメンが新宿で食べられるようになったのが嬉しい。生卵が入ることが多いのも徳島ラーメンの特徴で、ここ徳島ラーメン はるまでもそれは勿論用意。SNSフォロワー限定で、生卵の無料サービスもあり。卓上の柑橘果汁を使って、味の変化を楽しむのもオススメ。
徳島ラーメン はるま
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-11-2 ASP西新宿ビル 1F
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8. 西新宿随一の大人気店「麺屋 翔 本店」
麺屋 翔 本店は、西新宿近辺でも屈指の実力を誇る、大人気ラーメン店の1つ。既に創業から15年近く経過しているが、麺屋 翔 本店では2021年3月にメニューをフルリニューアルしたことで改めて注目を浴び、より一層その人気が高まった気がする。
看板メニューは塩ラーメンで、麺屋 翔 本店では新たに軍鶏などを素材として取り入れ、うま味がより一層強くなったスープへと変貌。単なるあっさりではない、力強さのある味わいで、実に素晴らしい美味しさ。特製ラーメンにすると、麺屋 翔 本店ではバラエティ豊かなチャーシューが入り、それぞれ異なる良さがあって美味しく、そして食べていて楽しい。時折繰り出される限定ラーメンにも定評があり、詳細は
麺屋 翔 本店のTwitter などを要チェック。
麺屋 翔 本店
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-22-34
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9. 麺屋 翔のセカンドブランド「麺屋 翔 みなと」
上で紹介した麺屋 翔 本店のセカンドブランドが、この麺屋 翔 みなと。同じ西新宿駅近くの新宿野村ビルB2Fにあり、最近になって味噌ラーメンがウリの麺屋 翔 みそ処も近くに開業したりと、麺屋 翔グループは西新宿に集中して展開中。
麺屋 翔 みなとで味わえるのは、最近ラーメン業界でも増えた印象の真鯛ラーメン。とは言っても、真鯛のカブトを中心に中骨なども大量に用いた麺屋 翔 みなとのスープは、その鮮烈な香りが印象的で、真鯛ラーメンでもこういうのは案外少ない気も。個人的に、上品にまとまった真鯛ラーメンは全然面白くないので、麺屋 翔 みなとぐらいインパクトあるのが好き。コロナ禍の昨今では、野村ビル近辺も人が少ないせいか、割といつでも入りやすい気がしていて、西新宿でも穴場的存在と呼べるラーメン店の1つ。
麺屋 翔 みなと
〒163-0590 東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル B2F
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10. 田町から西新宿に移転「麺屋武蔵 五輪洞」
この記事で1番最初に、創始 麺屋武蔵を既に紹介しているが、実は同じ新宿周辺エリアにもう1つ、麺屋武蔵 五輪洞グループの店舗が存在する。以前は田町の方にあった店舗で、それが西新宿駅すぐそばの好立地に移転し、コンセプトも新たにリニューアル。
麺屋武蔵 五輪洞での1番人気は、その屋号を冠した「濃厚五輪洞つけ麺」。甘めに味付けされた濃厚スープは、もはや麺屋武蔵グループの代名詞と言ってもいいような。麺には、包丁切りした麺を使うのが麺屋武蔵 五輪洞の自慢らしく、少し縮れた麺は濃厚スープとも相性バッチリで実に美味しい。その麺は、増量が無料サービスなのがありがたく、薄切りにされたチャーシューなども絶品で、食事としての満足度が非常に高い。
麺屋武蔵 五輪洞
〒160-0023 東京都新宿区西新宿8-5-3
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11. 西新宿で長く愛される「昌平ラーメン 新宿西口店」
タレ
醤油
スープ
豚や鶏・魚介など
麺
太縮れ麺
西新宿近辺でも長い歴史を持つ老舗ラーメン店の1つが、ここ昌平ラーメン 新宿西口店。割とすぐ近くに、新宿成子坂店もあるものの、新宿西口店の方が少し開業が早く、本店的な位置づけと言える。青梅街道沿いのわかりやすい場所で、大きな看板もあるので、昌平ラーメン 新宿西口店はかなり目立つ。
メニューは非常に多くある中、昌平ラーメン 新宿西口店へ行くのが初めてなら、まずはつけ麺を是非。昌平ラーメン 新宿西口店の最大のウリは自家製麺で、高級小麦や生卵をふんだんに用いているらしく、実際その麺がかなり美味しい。スープは、豚骨・鶏・魚介など多数の素材を使いつつも、決して超濃厚な訳ではなく、あくまでも麺の良さを引き立てるためのもの。並でも割と量がありつつも、この旨さならサラッと完食できる。他にも中華の一品料理が多数揃うので、色々食べてみるのも楽しい。
昌平ラーメン 新宿西口店
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-12-4
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12. 唯一無二の焼きあごラーメン「焼きあご塩らー麺 たかはし 新宿本店」
タレ
塩
スープ
焼きあごや豚骨など
麺
中太縮れ麺
焼きあご塩らー麺 たかはし 新宿本店は、西武新宿駅そばにある、たかはしグループの総本山。すぐ近くには、テーブル席も多めの歌舞伎町店もあるので、たかはし 新宿本店を訪問の際は、間違えないようご注意を。
その屋号からわかるように、たかはし 新宿本店では焼きあご、すなわちトビウオを焼いて干したものをメイン食材として使用。焼きあごから出汁を取るだけじゃなく、たかはし 新宿本店では味の要となるタレや香味油にも焼きあごを用いているそうで、味も香りも全てが焼きあご尽くし。こんなラーメンは、意外にありそうではない、たかはしグループならではの味。ラーメンの〆には、ご飯を注文して残ったスープをかけ、お茶漬け風にするのがオススメらしいので、お試しあれ。
焼きあご塩らー麺 たかはし 新宿本店
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-27-3 KKビル1階
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13. 凪の総本山「すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館」
今や日本国内に留まらず、海外にも多数の店舗を展開するラーメン凪グループの総本山が、すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館。すぐ近くの歌舞伎町にも、別館と題した系列店があるので、間違えないようご注意を。
多数の煮干しを使用したスープは、醤油ダレによる味付けも濃いめで、かなりパンチのある味わい。なのに意外と食べやすく、この煮干しラーメンは凪ならでは。合わせる自家製麺は、濃いスープに合わせてか太めのモチモチしたものを採用しており、中盛り・大盛りも同料金なのがありがたい。営業時間が非常に長いのも新宿ゴールデン街店本館の特徴で、コロナ以前はなんと24時間営業だった。最新の営業情報に関しては、
凪グループの公式HP や
Twitter などを要チェック。
すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-1-10 ゴールデン街(新宿ゴールデン街G2通り) 2F
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14. バーが始めたラーメン店「麺屋 我論」
タレ
醤油
スープ
鶏や豚・昆布など
麺
ストレート細麺
麺屋 我論は、新宿ゴールデン街にあるバーが、その店舗1Fを改装して作ったラーメン店。そのラーメンが、異業種からの参入とは思えない旨さだと評判になり、ラーメンマニアの間でも麺屋 我論はちょっとした話題に。
経営母体がバーのバックグラウンドを活用してか、麺屋 我論ではラーメンのスープを作るのに炭酸水を使っているそう。なんでも、炭酸水を使うと素材のうま味が出やすく、臭みのないスープに仕上がるんだとか。確かに麺屋 我論のスープは、臭みなどなく、そして実に旨い。国産小麦100%にこだわる麺も美味しく、写真の醤油ラーメンを食べたら塩ラーメンも自然と食べたくなったので次回。
麺屋 我論
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-1-5 Diner5GALLONS 1F
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15. 人形町の人気店が新宿にも「駄目な隣人 新宿店」
駄目な隣人 新宿店は、人形町にある人気ラーメン店が、同じ屋号で西武新宿駅近くに出した系列店。メニューは基本的に両店舗共通のようで、駄目な隣人 新宿店ではキャッシュレス支払いが可能なのが、何気にありがたい。
駄目な隣人 新宿店のラーメンは、野菜のブイヨン、ブイヨン・ド・レギュームをベースに醤油と生姜コンフィの油でまとめたもの。その味も香りもかなり個性的で、没個性化が進む現在のラーメン業界において、駄目な隣人 新宿店のようなオリジナリティのあるラーメンって、かなりポイント高い。麺は太麺と細麺から選択可能で、個人的には断然太麺派。卓上調味料を使って味に変化をつけるのも、駄目な隣人 新宿店の楽しみ方の1つで、色々試してみてほしい。
駄目な隣人 新宿店
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-27-2 ピア新宿KKビル1F
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16. 歌舞伎町で人気の鴨ラーメン「麺堂にしき 新宿歌舞伎町店」
麺堂にしき 新宿歌舞伎町店は、その名の通り歌舞伎町のど真ん中にある、鴨ラーメンが名物の人気ラーメン店。ここ歌舞伎町以外にも、神田小川町の方にも店舗があった気がするものの、そちらは2022年3月現在、休業中らしい。
一言で鴨ラーメンと言っても、麺堂にしき 新宿歌舞伎町店にはいくつか種類があり、初めてなら券売機1番上の醤油ラーメンがオススメ。個人的には、割と出汁の出にくい印象のある鴨だが、麺堂にしき 新宿歌舞伎町店のラーメンはそのうま味をしっかり抽出しており、決して物足りないことはない。歌舞伎町の場所柄、深夜に来るお客さんの多そうで、飲んだ後の〆にもサラッと食べられそう。山椒の爽やかな風味と店内に記載のあった、山椒ラーメンも気になるので、次回はそれを食べてみたい。
麺堂にしき 新宿歌舞伎町店
〒160-0021 東京都新宿区歌舞伎町1-11-3 九石新歌舞伎町ビル 1F
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17. 最高に旨い海老つけ麺「つけ麺 五ノ神製作所」
タレ
醤油
スープ
豚骨や魚介など
麺
極太ストレート麺
新宿駅南口・新宿三丁目駅からほど近い場所にある、つけ麺 五ノ神製作所は、今回紹介するラーメン店の中でも、個人的に1番好きなところ。五ノ神製作所へは、もう10年以上通っているものの、未だに全く飽きない。
そんな五ノ神製作所の名物は、唯一無二の超濃厚海老つけ麺。そんじょそこらの海老ラーメンとは一線を画す、強烈な海老の風味が特徴的で、海老好きなら絶対にハマる。合わせる麺は、海老の風味に負けないよう全粒粉を多く使った極太のものを採用しており、この麺もスープと合わさることでその存在感がより際立つよう。これだけ旨さと個性を兼ね備えた海老つけ麺、五ノ神製作所以外では決してお目にかかれないので、是非食べてもらいたい。ピークタイム以外なら、割と空いてて入りやすいことも、今は多い気がする。
つけ麺 五ノ神製作所
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-33-16 シャトレー新宿御苑第一 1F
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18. 新宿屈指の超人気店「風雲児」
タレ
醤油
スープ
鶏や魚介など
麺
ストレート太麺
個人的には、上の五ノ神製作所と並ぶ新宿周辺の2大人気ラーメン店だと思っているのが、新宿駅南口から少々歩いた場所にあるこの風雲児。一時期は本当に凄まじい行列だったが、コロナ禍の昨今では、さすがの風雲児での平日昼遅めなんかに行ってみたら、空いていることもあった。
風雲児の名物は、昔から変わらない超濃厚鶏白湯魚介つけ麺。ドロドロ鶏白湯スープに魚粉が大量に入っており、これ自体は特段強い個性があるとは思わないものの、初めて食べた時はかなり衝撃を受けたのを覚えてる。麺はこの濃厚スープに負けない太麺で、あまりに濃厚ゆえ、麺にスープをつけ過ぎると速攻でなくなってしまうため、ご注意を。麺とスープ両方の良さを堪能するには、麺を半分ぐらいつければ十分。つけ麺の旨さに加え、非常に丁寧で気持ちのいい接客も風雲児の名物で、あの物腰の柔らかさは、ちょっと真似できない。
風雲児
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-14-3 北斗第一ビルB1F
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19. 日替わりアラスープが絶品「麺屋海神 新宿店」
麺屋海神 新宿店は、まだまだラーメン業界でも珍しい、新鮮な魚のアラを用いたスープがウリの人気ラーメン店。新宿駅南口や新宿三丁目からは割と近いものの、麺屋海神 新宿店は雑居ビルの2Fにあってややわかりにくいので、初めて訪問する場合はご注意を。
使用する魚のアラは日替わりで、それゆえ麺屋海神 新宿店では、日々微妙に味の変わるラーメンを楽しめるのがコンセプト。その日に用いている魚のアラは、店内に掲示されているので見てみると面白いかも。トッピングにも麺屋海神 新宿店ならではの個性が光り、ラーメンには欠かせないチャーシューやメンマはなく、その代わりに2種類のつくねやミョウガなどが入ったり。〆に、へしこ焼きおにぎりを入れるのが、麺屋海神 新宿店のオススメらしいので、お腹に余裕があればそれも是非。
麺屋海神 新宿店
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-35-7 さんらくビル2F
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20. 新宿三丁目駅直結の人気店「麺や 百日紅」
タレ
醤油
スープ
煮干しなど
麺
極太ストレート麺
麺や 百日紅は、新宿三丁目駅C2出口直結のビル内にある、非常にアクセスが便利なラーメン店。その存在を知らないと、いくら新宿三丁目駅直結の便利な場所とはいえスルーしそうになるものの、麺や 百日紅の場合は出口付近に大きな看板も設置されているので、現地に行けばすぐわかるはず。
麺や 百日紅の名物は数種類あるつけ麺で、更にその中でも種類はいくつかあり、まずは煮干しつけ麺がオススメ。濃厚煮干しスープに極太麺の組み合わせ自体は珍しくないが、これが新宿三丁目駅直結の好立地で手軽に食べられることに、大きな価値があるはず。大盛り無料サービスなのも麺や 百日紅のいいところで、周りと見ていると、男性客の殆どは大盛りを注文していた。特製つけ麺にすると、麺の上には大きなチャーシューが乗せられ、きちんと温めてから提供されるのも何気にポイント高い。
麺や 百日紅
〒160-0022 東京都新宿区新宿3-4-8 新宿三和東洋ビルヂングセゾンプラザ B2launch
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21. 新宿駅南口で人気の味噌「味噌らーめん 十味や 新宿」
新宿駅南口から割と近く、多くの人で賑わう場所にある人気ラーメン店の1つが、この味噌らーめん 十味や 新宿。失礼ながら、ラーメンマニアの間ではそれほど話題にならないが、自分は好きで周辺の人からも根強い支持を得ているよう。
その屋号にあるように、味噌らーめん 十味や 新宿は味噌ラーメン専門店となっており、味噌専門って意外に少ない。その味噌ラーメンの中でも、白味噌や赤味噌・合わせ味噌など割と色々あり、迷ったならまずは合わせ味噌ラーメンがオススメ。マイルドで食べやすい味噌ラーメンで、これなら誰にでも好かれそう。味噌ラーメン定番の中太縮れ麺は、定番だけにスープとの相性バッチリで、シャキッと炒められたもやしもいい。昼から夜まで、中休みなしの通し営業なのもありがたい。
味噌らーめん 十味や 新宿
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-19-2 セイコービル 1F
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22. アメリカから逆輸入「MENSHO TOKYO SAN FRANCISCO」
新宿ミロード7Fにある人気ラーメン店が、このMENSHO TOKYO SAN FRANCISCO。市ヶ谷に本店を構える麺や庄のグループの系列で、元はアメリカのサンフランシスコで出していたラーメンを、日本に逆輸入する形で出している。新宿ミロードの場所柄、お客さんの女性比率が非常に高い。
白トリュフと和牛ローストビーフ入り、抹茶鶏白湯ラーメンなど個性的なラーメンがラインナップされる中、MENSHO TOKYO SAN FRANCISCOでの個人的なオススメは写真の和牛担々麺。ベースの担々麺は適度な辛さと痺れで食べやすく、そこにしっとり柔らかい和牛の肉がたっぷり。この肉で、麺を巻くようにして食べるのが好き。2000円はラーメンとしてはかなりの高額だが、これだけ和牛の肉がたっぷり入っているならば、全然妥当だと思う。そんな極端に混むこともなさそうで、新宿駅直結の便利な立地もここのいいところ。
MENSHO TOKYO SAN FRANCISCO
〒160-0023 東京都新宿区西新宿1-1-3 新宿ミロード 7F
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23. うどんの名店が新たな挑戦「楢製麺」
南新宿・代々木の両駅から近い場所にある、新宿周辺でも面白いラーメン店が、この楢製麺。新宿で有名なうどん店、うどん 慎の系列で、うどんの有名店の新たなチャレンジとして、楢製麺の開業時はそれなりに話題になった気がする。
かん水を使うのが本来の中華麺だが、楢製麺ではうどんと同じくそれを使わない麺を作っているものの、スープに鶏を使ったり盛り付けはラーメンっぽいので、便宜上ここでもラーメン店としてご紹介。細めながらコシのある麺は、やはり中華麺とは異なる食感で、楢製麺ならではのいい個性になっていると思う。トッピングとして中心の大きな筍がドカンと入るのも楢製麺の特徴で、見た目のインパクトが凄い。ただし、肉類は特製などの追加トッピングを頼まないと入らないので、そこだけご注意を。
楢製麺
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-26-2 第2桑野ビル
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24. 個性的なラうどんが名物「ラーメン ヤスオ」
上の楢製麺からは近い場所ながら、狭い路地にあって知らなければまずその前を通らないような場所にある人気ラーメン店が、このラーメン ヤスオ。そんな場所にありつつも、ラーメンマニアからは熱い支持を受けており、それはラーメン ヤスオでしか味わえない、唯一無二のメニューがあるから。
そのラーメン ヤスオでしか味わえないのが、写真のラうどん(写真は肉増し)。ニンニク・背脂などの二郎系ラーメンっぽいトッピングと、ほうれん草・海苔などの横浜家系ラーメンっぽいトッピングが入り、両者のいいとこ取りをしたような感じ。魚介の効いたスープも旨いが、インパクトあるのは太さの異なる数種類を混ぜたラーメン ヤスオならではの自家製麺で、細麺や太麺を別々に食べたり、あるいは一緒に食べたりと色々できるので、最後まで飽きずに食べ進められる。2022年夏現在のラーメン ヤスオは、平日昼のみの営業でハードルが高いのが、唯一のネックだろうか。
ラーメン ヤスオ
〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-29-3 1F
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25. 日本屈指の高評価店「らぁ麺や 嶋」
タレ
醤油
スープ
鶏や魚介など
麺
ストレート細麺
らぁ麺や 嶋は、新宿周辺はもとい、今の日本全国で見ても屈指の高評価を受ける超有名ラーメン店。現在では記帳制となっているようだが、開店時間前に速攻でその日の予定杯数が売り切れるぐらい、らぁ麺や 嶋の人気ぶりは凄まじい。
支那そばや・かしわぎなどの有名ラーメン店で修行した店主が作り出すスープは、鶏や魚介などの出汁よりも、味のベースとなる醤油ダレが強めな印象。特に支那そばやは、割と出汁感強めだった気がするので、らぁ麺や 嶋がこういうラーメンに仕上げてくるのにはちょっと驚いたが、実に旨い。炭火で炙ったチャーシューも絶品で、その香りが移ったスープもまたいい。ただ、ラーメンは確かに美味しいけれども、回転が死ぬほど悪く、だから全日記帳制にしたのかも。
らぁ麺や 嶋
〒151-0071 東京都渋谷区本町3-41-11
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26. 自家製麺が素晴らしい「製麺rabo」
西新宿五丁目と、新宿周辺ではマイナーな場所にありながらも、その確かな美味しさでラーメンマニアからも高い評価を得ているのが、この製麺rabo。SNSなどもやっていないせいか、情報もあまり出てこないものの、自分も大好きなので是非紹介しておきたい。
製麺raboへ行くのが初めてなら、まずはオススメと書いてある写真の「中華そば あっさり鶏出汁」を是非。あっさりと言いつつも、その一言では片付けられないぐらい、うま味たっぷりのスープが絶品。屋号にある製麺の文字が示すように、自家製麺も製麺raboの名物で、この麺の美味しさをより堪能したければ、つけ麺にするのもいい。店内では、職人気質の店主が黙々とラーメンを作っており、やや緊張感漂う雰囲気も、自分は嫌いじゃない。
製麺rabo
〒151-0071 東京都渋谷区本町4-13-10
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27. 日本が世界に誇る味「SOBAHOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店」
タレ
塩
スープ
真鯛や蛤など
麺
ストレート細麺
新宿周辺はもとより、東京都内、そして日本全国で見てもトップクラスの知名度を誇る超有名ラーメン店が、このSOBAHOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店。かつては幡ヶ谷にあったが、ここ新宿御苑前駅近くに移転してから、その人気は一層高まっている印象。
メニューはいくつかありつつも、金色不如帰へ行くのが初めてならば、券売機1番上の列にある「真鯛と蛤の塩そば」を食べてみてほしい。新宿御苑前への移転後に加わったメニューで、名前通り真鯛や蛤などを使ったスープに、ポルチーニやインカベリーソースを合わせるなど、他では絶対にお目にかかれない複雑な構成。それでいて、一口食べて素直に旨いと思えるわかりやすさもあって、これだけ美味しく個性的なラーメンがどうして思いつくのか、本当に凄い。真のラーメン好きなら、絶対に食べておくべき。
SOBAHOUSE 金色不如帰 新宿御苑本店
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-4-1 第22宮廷マンション 1F
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28. 京都の老舗が新宿登場「本家 第一旭 新宿店」
タレ
醤油
スープ
豚骨など
麺
中細ストレート麺
新宿御苑前駅すぐそばにある本家 第一旭 新宿店は、京都を代表する老舗ラーメン店が、東京進出を果たしたと話題になったところ。他にも最近は、神保町にも進出したりと、勢いある印象(直営店なのかFCなのかはよくわからず)。
豚骨を使いつつも、いわゆる博多豚骨ラーメンとは違う独特のラーメンが本家 第一旭 新宿店の名物。しっかり白濁しているわけではなく、かと言ってサラサラの淡麗系でもないスープで、自分はこれ大好き。京都の本店よりも少し味が濃い気がしたが、単なる勘違いだったかもしれない。デフォルトでもたっぷり入る九条ネギとスープの相性もバッチリで、本家 第一旭 新宿店オススメの九条ネギ増しにすれば、写真のように丼がネギで埋め尽くされて、ネギ好きにはたまらない。
本家 第一旭 新宿店
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-13-7 東宝ビル 1F
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29. 最近の新宿御苑前でイチオシ「支那蕎麦 澤田」
タレ
醤油
スープ
鶏や魚介など
麺
ストレート中細麺
支那蕎麦 澤田は、新宿御苑前周辺ではまだ割と新しい存在ながら、既に高い評価を得ている個人的にもイチオシのラーメン店。ランチタイムは多少混雑することもあるようだが、夜に支那蕎麦 澤田を訪れた時は余裕で座れたので、待つのが嫌な人は夜の時間が狙い目かも。
濃口醤油と白醤油、更に昆布水のつけ麺と、支那蕎麦 澤田の基本メニューは3種類あり、まずは屋号にもなっている濃口醤油の「支那蕎麦」をどうぞ。特に醤油の香りが印象的で、こういうラーメン自体は今の東京では珍しいわけではないものの、極めてハイレベルかつ飽きが来ない美味しさで素晴らしい。トッピングのワンタンやチャーシューも絶品で、個人的には支那蕎麦 澤田のチャーシューがお気に入り。前に訪れた時はチャーシュー増しが売切れだったので、次は必ず食べる。
支那蕎麦 澤田
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-12-1
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30. 新宿御苑前で人気の淡麗ラーメン「麺宿 志いな」
麺宿 志いなは、新宿御苑前駅近くにある、淡麗ラーメンが名物の人気ラーメン店。元々、水道橋にある鶏白湯ラーメンのお店・かぐら屋から、その創業メンバーが独立開業したところらしい。
初めて麺宿 志いなに来たならば、まずは券売機1番上にある塩ラーメンを食べてみてほしい。スープは鶏にアサリを加えているらしく、個人的には実に好みのタイプ。すっきりした味わいながら、麺を食べさせるラーメンのスープとしても不足なし。トッピングのワンタンやチャーシューも秀逸で、特にワンタンは追加トッピングする価値大。他にも醤油や鶏白湯ラーメン・つけ麺など、多彩なメニューが揃い、新宿御苑前近辺に住んでいたら、麺宿 志いなの全メニューを制覇したくなりそう。
麺宿 志いな
〒160-0004 東京都新宿区四谷4-30-15 市川ビル 1F
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