中村麺三郎商店は、淵野辺駅そばにある相模原市もとい、神奈川県全域でもトップクラスの実力を誇る、自分も大好きなラーメン店。休日の昼間はかなり並んでいることもあるようだが、平日の昼過ぎに中村麺三郎商店へ行ったら余裕で座れたので、そういう時間帯が狙い目かも。

無化調・自家製麺にこだわり、淡麗から濃厚まで多彩なラーメンが揃うのが中村麺三郎商店の特徴。その中でも券売機で1番上の目立つところに配置されているのが、淡麗系の醤油ラーメンで、初めてならそれを是非。地鶏などの厳選素材を使用したスープに自家製麺も素晴らしい美味しさで、もし自分が淵野辺駅近辺に住んでいたら、中村麺三郎商店へはしょっちゅう足を運んでいる程に旨い。追加トッピングの海老ワンタンもイチオシで、中村麺三郎商店に来たらそれも絶対に頼むべき。

淵野辺駅からやや離れた場所にある、相模原市屈指の個性派人気ラーメン店が、ここ貝ガラ屋。やや微妙な場所にも関わらず、特に休日のランチタイムは長蛇の列も珍しくなく、貝ガラ屋の人気ぶりは凄まじい。ただ、平日の昼遅めとかなら入りやすい。

その変わった屋号から想像できる通り、貝ガラ屋では貝、その中でも牡蠣を使った濃厚なラーメンが名物。ラーメンの丼が目の前に置かれた瞬間から、食べずとも瞬時に牡蠣だと判別できるほどに強烈な風味で、牡蠣好きにはたまらない美味しさ。濃厚な牡蠣スープに負けないようにか、貝ガラ屋では食べ応えある中太麺を合わせており、この麺も旨い。定期的に繰り出される限定ラーメンも、貝ガラ屋では人気があり、限定ラーメンの詳細は貝ガラ屋のTwitterを要チェック。

上の貝ガラ屋からすぐ近くの場所にある、二郎系の大人気ラーメン店が、ここ麺屋歩夢 淵野辺本店。相模原市内の二郎系ラーメンなら、個人的には麺屋歩夢 淵野辺本店が1番好きかも。ピーク時は混雑していることが多いものの、麺屋歩夢 淵野辺本店は通し営業ゆえ、中途半端な時間は空いてることもありそう。

麺屋歩夢 淵野辺本店の店主は、川崎市元住吉の大人気ガッツリ系「豚星。」出身だそうで、その話題性も相まって開業と同時に行列ラーメン店の仲間入り。濃厚スープに自家製麺も抜群に美味しく、量がかなり多いのにペロッと食べられるのは、その旨さゆえ。そして、ラーメンの上にかかっているオリジナルトッピングの通称「黒いアブラ」も、麺屋歩夢 淵野辺本店の名物。背脂に醤油などで味付けしたもので、このおかげで野菜にも味がついて、最後まで飽きずに食べられる点もグッド。

大勝軒 淵野辺店は、相模原市の地元民から熱烈な支持を受ける大人気ラーメン店の1つ。SNSなどもやっていないせいか、大勝軒 淵野辺店に関する情報はあまり出てこないものの、口コミを見るとピークタイムは結構な行列ができるほど愛されているそう。

多彩なメニュー構成で、お客さんを飽きさせないよう工夫するラーメン店も増える中、大勝軒 淵野辺店では醤油ラーメン一本勝負。あとは、トッピングや麺量の違いなどがあるだけ。魚介の効いた、並でも麺量多めなラーメンが大勝軒 淵野辺店の特徴で、オーソドックスな味ながら、それゆえ飽きずに何度でも食べたくなるラーメンと言える。ちなみにちょっと遅い時間に行けば、大勝軒 淵野辺店でも空いていることが多いが、メンマやチャーシューが売り切れていることも多いのでご注意を。

淵野辺駅北口から少し歩いた場所にある、地元密着型の人気ラーメン店が、らーめん浅沼屋。中が全然見えず若干入りにくい外観ながら、浅沼屋の店内はアットホームな雰囲気でテーブルや座敷もあり、ファミリーでも安心して寛げるはず。

メニューはいくつかある中、浅沼屋の看板メニューは醤油ラーメン。鶏白湯に魚介スープの組み合わせだそうで、これは案外ありそうで少ない、浅沼屋ならではのラーメンかも。鶏清湯に魚介の組み合わせは珍しくないが、それとは少し違う美味しさで面白い。麺は中盛り無料サービスなのがありがたく、腹ペコならば迷わず中盛りにすべし。鶏に加えて豚骨も用いた濃厚つけ麺も浅沼屋では人気らしいので、次回はそれを食べてみたい。

淡麗拉麺 志おん 淵野辺本店は、淵野辺駅南口すぐそばにある、この界隈では新しめの人気ラーメン店。ガラス張りの明るい外観に加えて内装もオシャレで入りやすく、これらの点は今時のラーメン店らしい感じと言えるのでは。

その屋号からある程度想像できるが、志おん 淵野辺本店の看板メニューは淡麗系の柚子塩ラーメン。鶏や豚などの動物系に、昆布や煮干しなどの魚介スープを合わせており、比較的あっさりしつつも物足りなさは皆無で、柚子の香りもいい。麺は全粒粉と低加水麺から選択可能で、志おん 淵野辺本店のオススメは前者だそう。自分もその全粒粉麺を食べてみたが、オススメだけあって確かに美味しかった。チャーシューを4種類から2種類選べる点もユニークで、お好きなのをどうぞ。全部食べたい人は、チャーシュー増しを是非。

博多長浜らーめん 六角堂 淵野辺本店は、淵野辺駅南口から10分程度歩いた場所にある、豚骨ラーメンが名物の人気ラーメン店。相模原市にいくつか店舗展開しており、相模原駅近くの麺や六助や、そこから南に少し歩いた場所にある六郷なども系列店らしい。

今やあちこちで見かけるようになった、博多長浜を謳う豚骨ラーメンだが、相模原市内に限って言うと案外少ないかも。ほんのりとろみのあるスープは豚骨ラーメンらしい香りが漂い、定番の極細麺とも相性バッチリ。極細ながら麺は伸びにくい感じがして、それもいい。せっかくなので六角堂 淵野辺本店に来たら、替玉して更に紅生姜や辛子高菜など、卓上調味料を使って味の変化も試しつつ食べてほしい。

淵野辺駅周辺で、煮干しラーメンが評判となっているのが、ここ拉麺一匠 DEAD OR ALIVE。距離的には淵野辺駅からそれほど遠くないものの、ちょっとわかりにくい場所なので、初めて訪問する際は迷わないようご注意を。

ここの煮干しラーメンは、豚骨や鶏ガラなどに頼らず、煮干しだけで作り出すスープがウリ。毎日10kg以上の煮干しを、頭や内臓など丁寧に取り除いているらしく、しっかり手間暇かけたスープは、うま味たっぷりながら苦味やエグみなどは抑えてあって食べやすい。そこに注射器に入った煮干し油をお好みで入れることで、より煮干しの風味を楽しめる工夫があったりと面白い。煮干しラーメン以外に、唐辛子をたっぷり使った辛いラーメンもここの名物で、激辛好きには是非食べてもらいたい。