Nippon Ramen 凛 RIN KYOTOは、札幌市の有名ラーメン店、Japanese Ramen Noodle Lab Qによる京都直営店。四条・烏丸駅の近く、大丸京都店の裏という一等地に登場し、開業時は京都のラーメンマニアの間でも話題になったような。ちなみに京都遠く離れたJR東京駅の改札内にも同名の店舗があるが、そちらはあくまでもここの店主プロデュースで、経営者は別（メニューはほぼ同じ）。

札幌の本店が、クリアなスープの醤油・塩ラーメンで人気を博しており、ここ京都のNippon Ramen 凛 RIN KYOTOでも、同じく淡麗系の醤油・塩ラーメンを提供。地鶏やブランド豚・国産小麦などの食材、醤油や塩といった調味料に至るまで徹底的に選び抜いたものを使って作られたラーメンは、特に自家製麺の旨さが印象的。細麺ながら時間が経っても伸びにくく、この麺はいいなーと感じた。チャーシューも旨いものの、薄過ぎてボリュームがなく、正直コスパはイマイチ。デフォの醤油ラーメンで1200円、写真1枚目のワンタンチャーシュー麺になると2000円と、初めて訪れる人はその高価格帯に驚くかも。

Nippon Ramen 凛 RIN KYOTOのゆったりとした空間は明るく清潔感があり、非常に丁寧な接客も好印象。ラーメン店と言うよりもビストロ・レストランのような雰囲気にも感じられるが、そのせいなのか混雑してなくてもラーメンが出てくるのも割と遅め。四条・烏丸周辺はオフィス街にもなっており、尚且つ周辺には1000円前後で他にも美味しいお店がたくさんある中、高品質ながら値段高め且つゆったり回すラーメンがどれだけ受け入れられるか、今後の展開が気になる。営業情報などは、お店のTwitterを要チェック。