タマネギヘッドバッドは、要町駅6番出口のすぐそばにできた、要町・西池袋周辺で今話題のラーメン店。要町駅が最寄りながら、タマネギヘッドバッドまでは池袋駅西口から歩いて行くことも全然可能。軽く調べたところ、池袋駅を挟んで反対の東口にある大人気ラーメン店、塩そば専門店 桑ばらと関係があるらしい。

その屋号にあるように、タマネギヘッドバッドの名物はラーメン業界でも珍しい、タマネギを強く押し出した塩ラーメン。ベースとなるスープには鶏を用い、そこにじっくり炒めた淡路島産タマネギを合わせ、貝出汁とモンゴル岩塩で作った塩ダレでまとめたとのこと。コンソメやオニオングラタンスープに近い味なのかと思ったら、塩ダレに使っている貝出汁のせいなのか、ちょっと違うかも。やや塩分濃度高めで、そこに炒めたタマネギの甘さが合わさった独特の甘塩っぱいスープで、これは今までありそうでなかったタマネギヘッドバッドだけの味。丼の底にタマネギが溜まっているので、もっとタマネギの存在感が欲しい人は、底からよく混ぜてほしいとのこと。トッピングのバゲットなんかも面白い。

他にもつけ麺やまぜそば、更には限定ラーメンなども積極的に提供しており、またそのうちタマネギヘッドバッドを訪れて、別のメニューも食べてみたい。ちなみに、なぜかタマネギヘッドバッドではメニュー名にスープレックスやラリアットなど、古典的なプロレス技の名前が多く使われており、これはオーナーや店長の趣味なのだろうか、ちょっとだけ気になった。