魂の中華そばは、東武東上線の上板橋駅南口から徒歩2分程度の場所にある人気ラーメン店。開業当初から完成度の高いラーメンやつけ麺で、すぐに人気ラーメン店の仲間入りを果たしたものの、軽く調べてみたところ、魂の中華そばの店主はどこかで修行をしたわけではなく、全て独学で今の味を作り出したらしい（確証はないが）。

割とメニューは多くある中、魂の中華そばの券売機先頭に配置されているのは、写真の特製中華そば。店内に書かれた魂の中華そばのこだわりによると、豚や鶏・魚介などを弱火で15時間炊いた出汁と、2週間寝かせた醤油ダレを合わせてスープを作っているらしい。透き通った淡麗ではなく、かといってドロドロ濃厚でもない中間ぐらいの濃度で、いい意味で昔っぽさを感じるスープで実に旨い。そこに合わせる麺は魂の中華そばの自家製で、並でも300gと一般的なラーメンの2倍程度ある大ボリュームが大食いの自分には嬉しい。魚介の効いたスープの中でも、麺の持つ甘みなどが感じられて、この麺も素晴らしく美味しい。更に中盛り350gが無料サービスなのもありがたく、そんなに食べられない人向けに少なめも選択可能となっている。

トッピングのチャーシューや細メンマなどもいい仕事をしており、特にチャーシューは絶品だったので、個人的には特製やチャーシュー増しにするのが激しくオススメ。隣の人が食べていた、東京を代表する某老舗を彷彿とさせるつけ麺も気になったので、魂の中華そばにはまた是非とも足を運んでみたい。狭い店内は割と混雑していることが多そうで、魂の中華そばへは可能ならばピークタイムからずらしての訪問がベター。最新の営業情報などは、魂の中華そばのTwitterなどを要チェック。