恵比寿では案外少ない気がする、まぜそばが名物の大人気ラーメン店がここ、まぜそば 三ツ星。恵比寿駅周辺でも、特にこの辺りはラーメン激戦区と言ってもいいぐらいラーメン店が密集しており、すぐ近くにはカレーつけ麺が名物の、しゅういち 恵比寿店などもある。

昔軽く調べたところ、まぜそば 三ツ星のオーナーは和食・フレンチ・中華など様々な料理を学んだ後に、ドイツでラーメン店を開き、今度は日本でお店をやりたくなり、ここ恵比寿でまぜそば 三ツ星を開業した、って流れだった気がする。一言でまぜそばと言っても、まぜそば 三ツ星では豚や和牛・ラムなど、いくつかからメインの具材を選べる方式を採用しており、写真は和牛まぜそばの温泉卵トッピング。ドイツにルーツがあるからか、フォークとスプーンが添えられ、それを使って食べるのが、まぜそば 三ツ星の流儀（箸も置いてある）。

和牛まぜそばには、ワインなどの洋酒が使われているのか、それらしき香りが感じられる洋風な仕上がりで、トマトを入れたらミートソースっぽくもなりそうな、なんとも言えない唯一無二の味。こんなまぜそばは、まぜそば 三ツ星では決して味わうことはできず、いい個性になっていると思う。豊富な卓上調味料を使って、味の変化を楽しみつつ食べてほしい。個人的には、和牛まぜそばにワサビオイルの組み合わせがツボだった。

まぜそば 三ツ星の店内は、カウンター7席のみの狭い店内なので、タイミングが悪いと多少待たされる可能性はあるかも。ただ、自分が平日の13時半頃にまぜそば 三ツ星を訪れた時は、ちょうどお客さんが一気に出て行ったタイミングで、その後に自分が食べ終わっても他に店内にいたのは2人だけだったので、そんな極端に混むことはなさそう。営業やメニュー情報は、まぜそば 三ツ星のinstagramで更新しており、そちらを要チェック。夜はおつまみなども揃い、ゆっくり過ごすのも楽しい。