きらさは、鎌倉駅から徒歩5分程度の便利な場所にできた、鎌倉市でも最近オススメなラーメン店の1つ。趣ある外観に、席はラーメン店では珍しいテーブルのみ、綺麗な内装など、お店の雰囲気自体が鎌倉の街によくマッチしており、まずそれがいい。軽く調べたところ、きらさの店主は藤沢の超有名ラーメン店・鴇で修行した経験があるらしい（確証はないが）。

きらさの基本メニューはシンプルで、写真1枚目の「白たまり麺」と、そのかけラーメンだけ（具無し）。あとは、夏だからか冷たい麺もあった（通年あるのかは不明）。スープは、煮干しと思わしき和風出汁ベースで、あっさり優しい味わいながらも物足りなさを感じさせず、実に旨い。この和風出汁に、白たまりを合わせているのがラーメンでは非常に珍しい気がしており、きらさならではのいい個性になっていると思う。白たまりなので透明感のあるスープに仕上がって見た目も美しく、盛り付けも素敵。味玉などのトッピングを頼むと、ラーメンなのに別皿で出てくる点だけは個人的にはハテナだが。

テーブル席のみで回転も割とゆっくり目なため、きらさでもピークタイムは多少の行列ができることがあるそう。ただ、前後に時間をずらせばそんなことはなく、自分が13時半過ぎにきらさを訪れた時は、全然空いていてすぐに座ることができた。定休日は不定休で、きらさのInstagramで告知しているため、訪問前にチェックしておいた方がベター。