麺でる 田園調布本店は、相模原・川崎市・戸越公園などに展開する大人気二郎系ラーメン店、麺でるグループの総本山。店名に田園調布の文字があるように、住所的には大田区田園調布となるが、実際に行く際は多摩川駅か雪が谷大塚駅から行った方が良い。ちなみにどちらの駅から歩いても微妙に距離があり、はっきり言って、麺でる 田園調布本店へのアクセスは微妙。

麺でる 田園調布本店のスープは、しっかり乳化させて白濁したスープとは異なる、非乳化系で醤油ダレの色が濃く出たスープが特徴的。非乳化とはいえ、決して物足りないわけではなく、食べ応えのある太麺との相性バッチリでめっちゃ美味しい。同じ麺でるでも、川崎の店舗では麺の食感が非常にハードだったりしたのと比べて、全然違う印象で面白い。二郎系ラーメンでは、チャーシューのことを豚と呼ぶところが多いが、ここ麺でる 田園調布本店では、チャーシュー麺と券売機に表記されていたり、細かいところにも個性がある。ラーメンマニア以外には、正直どうでもいい話だと思うが。そのチャーシューも絶品で、Wチャーシュー麺でも余裕で食べ切れる。

やや微妙な場所にも関わらず、麺でる 田園調布本店は割といつも混んでるイメージがあるが、自分が平日の13時ちょい過ぎに行ったら、空いてて待たずに座ることができた。ただ、麺でる 田園調布本店は営業時間が非常に短く、平日と土曜は昼の2時間のみ、日曜に至ってはなんと夜の30分のみしかやっていないので、ここを狙って集まってくる人たちで混むことは、タイミング次第でどうしてもありそう。ちなみに麺でる 田園調布本店の店内は非常に狭く、お世辞にも綺麗とは言えないので、特にコロナ禍の昨今では、その点を気にする人にはオススメしづらい。