相模原市郊外にあるKAZE本店は、不便な立地ながら根強いファンが多くいる、ちょっと変わったガッツリ系ラーメンの人気店。最寄駅で言えば、南橋本駅が一応それに当たるものの、そこから3km以上は距離があって歩くのはしんどいので、KAZE本店へは車での来訪を推奨。もしくは、橋本駅から近くまでバスが通っているので、それを利用すべし。

KAZE本店の看板メニューは、鶏郎と銘打った、スープに鶏を用いたガッツリ系ラーメン。鶏に加えて魚介も少し入っているような気がして、このスープが実に旨い。麺はKAZE本店の自家製らしく、並で150gと一般的なラーメンと量は変わらないため、ガッツリ系ラーメンで初心者が気が引けてしまいがちになる、量が多くて食べきれない点を心配する必要もなし。この自家製麺も麺そのものが美味しく、150gなら自分は正直ペロリだった。もし次回来たら、中盛り以上で頼みたい。

トッピングにも、豚肉ではなく大きな鶏肉が入るのも、KAZE本店の大きな特徴。皮がパリッと中はジューシーで、この鶏肉は増量する価値大あり。同じ相模原市内でも高い人気を誇るガッツリ系の、麺屋 歩夢や麺でる 相模原店などとは、全く異なるラーメンなので、気になった人は是非ともKAZE本店へ足を運んでみてほしい。