池袋駅と東京メトロ雑司ヶ谷駅の中間ぐらい、やや雑司ヶ谷駅よりの場所にある人気ラーメン店が、ここ浮浪雲（はぐれぐも）。大通りから一本入った地味な場所だが、池袋・雑司ヶ谷周辺で働く人たちからは人気があるらしく、昼時ともなれば多少の行列ができていたり。

浮浪雲の看板メニューは、今やラーメンのジャンルの1つとして完全に定着した感のある鶏白湯ラーメン（少し魚介も入ってるような）。ラーメン激戦区の池袋周辺でも鶏白湯ラーメンって案外少なく、他には鶏の穴ぐらいだろうか。適度な濃度に加えて甘みも感じるような浮浪雲の鶏白湯スープは、強い個性こそないものの、誰にでも好かれそう。実際に浮浪雲の店内を見渡すと、世代や性別を問わず色々な層のお客さんがいた。

麺は自家製麺を採用しているようで、存在感のあるやや太めのタイプ。大盛り・特盛りも無料サービスなのが浮浪雲ではありがたく、男性客は特盛りにしている人も多かった。

期間限定ラーメンも定期的にやっているようで、それ目当ての常連も結構いるよう。ランチタイムは多少混むとも書いたが、浮浪雲は中休みなしの遠い営業のため、ピークから外せば空いてることも多く、待つのが嫌な人やコロナの影響で密を避けたい人は、そういう時間帯がオススメ。