超純水採麺 天国屋は、かつて同じ町田市内の成瀬で人気を博した、東京屈指の超有名ラーメン店。そこの店舗が諸事情で閉店した後、南町田グランベリーパークで待望の復活を果たし、以前と変わらず多くのお客さんに愛されているよう。距離的には、南町田グランベリーパークから天国屋まで、徒歩5・6分程度。ショッピングモールの中を通っていくと早い。

天国屋にはメニューが色々あるが、券売機の先頭に配置されていたのは、写真1枚目の地鶏醤油ラーメン。その名前通り、地鶏を使った上質なスープの醤油ラーメンで、もはや今の東京では全く珍しくないタイプのラーメンだが、天国屋のそれは実に素晴らしい美味しさ。定番となったラーメンだからこそ、しっかり丁寧に作れば、抜群に美味しくなるってことを示してくれるお手本のような存在だと、天国屋の醤油ラーメンを食べて思った。滑らか且つ適度にコシのある麺も旨いし、デフォで3種類入る大きなチャーシューも良き。この地鶏醤油ラーメンで1200円の値段設定も、天国屋レベルの美味しさとチャーシューの量なら、自分は特段高いとは思わない。トッピングの味玉を頼んだら、冷たいまま別皿で出てきたのは謎だが。

そのラーメンの美味しさから、天国屋では移転当初は整理券制を導入するほどの人気ぶりだったものの、流石に最近は落ち着いていて、整理券を使うのはほぼ休日だけらしい。自分が平日の昼過ぎに天国屋を訪れてみたら、空いているとは言わないもののサッと店内に入れたので、平日なら極端な混雑を心配する必要はなさそう。ただし天国屋が昼しか営業していないので、南町田グランベリーパーク近く以外の人には、ハードルが高め。限定ラーメンや臨時休業など最新の営業情報は、天国屋のTwitterを要チェック。