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小田原市風祭にある麺庵ちとせは、かつて都内でもトップクラスの人気と実力を誇った、超有名ラーメン店の1つ。それが突然、2021年になって小田原市の郊外に移転したことで、ラーメンマニアの間では大きな話題になった。最寄りの風祭駅から麺庵ちとせまでは徒歩圏内であるものの、風祭駅自体が箱根登山鉄道の駅で行きにくいのと、駐車場もそれなりの台数が完備されているため、麺庵ちとせを訪れるお客さんの多くは、車を使っているよう。
2022年秋現在の麺庵ちとせの基本メニューは、醤油・塩・担々麺の3本柱。その中でも、麺庵ちとせの券売機1番上に配置されているのは塩ラーメンなので、初めてならば塩ラーメンがオススメかも。都内にあった時は、行列が段々と激しくなって足が遠のきがちになり、最後に麺庵ちとせを訪れたのがいつか思い出せず、その頃と比べて味がどうなったかはわからないが、やはり素晴らしく美味しい。スープはたくさんの素材を使った重層的な味わいで、神奈川の田舎でこういう味のラーメンは、かなり新鮮に感じる。どうしても田舎だと、ラーメンの味も保守的になる気がするものの、場所など関係なく自分の味で勝負し、それが多くのお客さんに支持されている点が素晴らしい。
麺は麺庵ちとせの自家製で、塩ラーメンでは平打ち気味の中太ストレート麺を採用。やや柔らかめの茹で加減で、スープともマッチしていて自分は好き。トッピングのチャーシューにも特筆すべきものがあり、1枚1枚が大きく厚みもあって食べ応え十分。ただ、子供やお年寄りには、ちょっと分厚過ぎて食べづらい気がしなくもない。そして基本の塩ラーメンで1100円、写真の味玉チャーシュー増しで1500円は、一見高く感じるかもしれないものの、このラーメンの美味しさとチャーシューのボリュームなら全然妥当だと思う。
麺庵ちとせのような人気ラーメン店で気になるのは行列だが、自分が3連休の最終日の13時過ぎに訪れた時でも、並んでいるのは2人だけですぐ入ることができた。直後に自分達の後ろにも多少並びが増えたものの、やはりその場所柄か、昼のみ営業の現在でも、麺庵ちとせは極端に混むことはなさそう。この時は2人営業だったので、回転が割と速かったのもある。ワンオペの場合もあるらしいので、その時はもう少し時間がかかりそうだけれども。細かい営業情報は、麺庵ちとせのTwitterを要チェック。最近になって、小田原駅そばに系列店もできたようで、そっちも行ってみたい。
住所 | 〒250-0865 神奈川県小田原市風祭77-1launch |
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アクセス | 箱根登山鉄道 風祭駅から徒歩5分程度 |
営業時間 | 11:30〜14:30 |
定休日 | 水曜日 |
予算 | 〜¥1,500 |
支払い方法 | 現金のみ |
設備 | 11席(カウンター7席、テーブル4席) 禁煙 駐車場8台分程度あり |
店舗サイト | https://ameblo.jp/menanchitose/launch |
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