行世軒は、県道16号線から入ってすぐの場所にある、老舗の風情漂う人気ラーメン店。堀込駅からも徒歩圏内ではあるものの、大通り近くの立地と行世軒には広めの駐車場もあるので、お客さんの多くは車で来ているよう。

行世軒のメニューには「これぞ佐野らーめん王道の味」の掲示があり、その通り昔ながらの誰にでも親しまれそうな味。不揃いの麺も如何にも佐野ラーメンって感じで、何度でも飽きずに食べられそう。チャーシューがバラ肉ではなく、肩ロース肉っぽいのは、その中でちょっとした個性かも。今の佐野ラーメンを見ていると、スープがさっぱりしているからか、チャーシューには脂身の多いバラ肉を使うところが多いイメージなので。

この王道の佐野ラーメン以外にも、逆に「新しいらーめん」と謳ったものも行世軒にはあり、そっちは一体どんなラーメンなのか気になった。ちなみに行世軒の店主は非常に愛想がいい感じで、ラーメンの味以外の部分も好印象。