もし、東京都内で超濃厚な豚骨ラーメンが食べたくなったら、ここ沼袋にある無鉄砲 東京中野店は絶対に外せない。元々、無鉄砲グループの本店は京都にあり、他にも大阪や奈良など関西中心に店舗展開しているものの、関東でそのラーメンが食べられるのは、現在この無鉄砲 東京中野店だけ。

無鉄砲 東京中野店では、なんと1日に300kg程度の豚骨を使ってスープを作っているそうで、他店ではなかなかお目にかかれないレベルの圧倒的高濃度を誇る。一見かなりくどそうに思えるけれども、実は無鉄砲 東京中野店の豚骨スープには、背脂などは入っておらず、そのドロドロ具合はあくまでも豚骨に含まれるコラーゲン由来のため、意外に食べやすいことに初めての人は驚くのでは。ほのかな甘みすら感じる仕上がりで、自分はもう10年以上、無鉄砲 東京中野店の豚骨ラーメンを食べているが、全く飽きない。注文時にこってりと伝えれば、写真1枚目のように背脂を上から振りかけてくれるので、よりこってりした味を求める人は、是非お試しを。

昔、隣駅の野方にあった、つけ麺がウリの系列店がなくなったせいか、現在の無鉄砲 東京中野店では、魚介を合わせた濃厚豚骨魚介つけ麺も提供していたので、次回訪れたらそれを食べてみたい。コロナ禍の昨今では、行列もそれほどないようで、休日のランチタイムでもピークを外した少し遅い時間に行けば、そんなに待つこともないはず。実際に自分が、3連休の中日の14時前に無鉄砲 東京中野店を訪れたら、全然余裕で入ることができた。